ペナントでもないしさ→
なんで…
全国各地に売ってんの? これって。全国各地に売ってますよ。
木刀みたいなやつが多い!
なんやよう分からんけど…
木刀みてえなやつ?
なんや 分からんけど。じゃあ ふみちゃん どう思う?
あんまり 見たことない?
あります。 京都とか ありますよね。ねえ?
なんでだと思う?
いつでも戦えるように!
今こそ 全ての日本国民に問います。
この人は 修学旅行で 木刀買っただろうなという方々に聞いてみました。
なぜ お土産屋に
木刀が置いてあるのかも知らずに…
…という三種の神器を
しっかりと そろえちゃったり→
買った時は あんなにうれしそうに
木刀で チャンバラをしたのに→
家に帰ってきたら
傘立てに 立てっぱなしの日本人の→
なんと多いことか。
おっ それは おもしろい。
しかし チコちゃんは
知っています。
お土産屋さんで
木刀が売っているのは…→
[外:27F0C69A76BF571D6DC25DB389D20779]橋さんが 頑張ったから~。
これは 絶対 出ないやつ。
(唐沢)ていうかさ 何回…。
ちょっと 説明が欲しいですけど。
はい。
はい 何でしょう?
(唐沢)分かんないっつ~の。
チコちゃん。
あら ぼくとつな方。
詳しく教えて下さるのは→
福島県 会津若松市で木工業を営む…
あっ きた!こっち側できたか!
<かつて 少年たちの魂を揺さぶった
お土産があった。→
木刀。→
スッと抜ける 滑らかな感触。→
鞘に書かれた 「登呂遺跡」。→
買わずには いられなかった。→
およそ50年前 この木刀を
全国に広めようと奔走する男がいた。→
これは 激動の時代を
木刀一本で立ち向かった→
若きサムライ社長の 魂の物語である>
♪♪~
♪♪~
曲が すごいのよねえ。
(唐沢)ああ 高度成長期だよ。
♪♪~
<日本は 高度経済成長に沸いていた>
<復活を誓い→
東京で訪問販売員として
営業力を磨いていた。→
ある日 久しぶりに帰省したのは→
朝ドラ「エール」のモデル古関裕而の出身 福島市→
…から100km西の会津若松市>
(唐沢)関係ないじゃん!近い!
<信男の目に
飛び込んできたものが あった。→
土産物屋に並ぶ 木刀>
<激動の明治維新のさなかに戦った若者たち…>
<彼らをモチーフとした「白虎刀」は
売れていた>
<信男は 木刀を売る商売にかけた。→
インターネットもない時代。→
電話帳で 土産物屋や問屋の住所を調べ→
全国の店へと 直接 足を運んだ>
すいません。
はい。
お土産として
子どもたちに 絶対に売れると思うんです。
う~ん いいねえ!
(信男)ほんとですか?
(店主)ちなみに ここを「雷門」にできる?
(信男)もちろんです。(店主)じゃあ もらおうかな。
ほんとですか ありがとうございます!
<木刀の文字を 土地ごとに変え営業成績は どんどん伸びていった。→
人気の修学旅行先→
登呂遺跡 名古屋城→
京都太秦 金刀比羅→
宮島 太宰府。→
次々と攻略していった>
一応 日本列島 なってます。
<木刀は 日本中に広がった>
すごいやん。
(スタッフ)すごいっすね!
今日は?
<信男は まだ生きていた>
<信男のねらいは 的中した。→
剣道の全国大会で
武道館に来た男の子に…→
売れた。→
高知 坂本龍馬に憧れた男の子にも…→
売れた。→