2020/11/30(月) 16:35〜16:50 【連続テレビ小説】純情きらり(108)「いつかまたピアノは響く」[解][字]


こら! 待ちん!
♪♪~
えい!うわっ!
えい!

うわ! わっ… 痛い!
大丈夫?
うん 大丈夫。
さあ あっちで勉強しよう。
そうは いくか!ちょっと!
若女将!


はい。
背中。
背中?
あっ!
いそうろうって…。
♪♪~
ねえ 野木山さん。
野木山さんの言ってた
店が大変って この事?
いや ほれより
もっと大変な事が あるんです。
何なの?
タネさんの事です。
来た時から やたらと店の仕事に
口 出したがるもんで→
何だか おかしいなとは
思っとったんです。
ほしたら あれよあれよという間に
女将さんに取り入って→
今じゃ 女将さんは
タネさんの言うがままですわ。
それで タネさんに
帳場を任せとるんだ。そこです。
ここだけの話 あん方達は→
豊橋でやっとらした 呉服屋が倒産して→
うちに
転がり込んでこられたんですが→
その割に 妙に羽振りが
いいっちゅうか 何ちゅうか。
いいもの食べたり 着たり→

旦那さんは 夜遊びに出かけたりしとられるんです。
私の見たところ 店の金を
ちょろまかしとるとしか…。
まさか。
♪♪~
帳簿の金額と 金庫の金の額が
合っとらんのです。
タネさんが 席を外した隙に
行って 確かめてみましょう。
分かった。
♪♪~
≪(笑い声)
わあ! これ 私に?いい お召しじゃないの。
店じまいの時にね
これだけは 姉さんにと思って→
取っておいたんだわ。
いい柄でしょう?はあ~!
やっぱり 姉妹は いいわ!
子どもの頃はよくケンカばっかりしとったけど→
いざという時 頼りになるのは
やっぱり 妹のあんただわ。
(タネ)
水くさい事 言わんでちょうだい!
私だって
姉さんを頼りにしとるの。
軒を貸してもらってる以上は→
店の仕事を手伝うのは当たり前だもんね。
ありがとう。
達彦も帰ってこんし→
あんたが そばにおってくれて

どれだけ 心強いか。
姉さん。
居候! 母さんが言っとったぞ。
「お前なんか
ただの居候だ」って。 べえ~!
≪(タネ)姉さんは
派手なのが似合うわ!
<再び始まった
桜子の「山長」での生活。→
そこには なかなかの難敵が
待ち構えているようでした>
2020/11/30(月) 16:35〜16:50
NHK総合1・東京
【連続テレビ小説】純情きらり(108)「いつかまたピアノは響く」[解][字]

昭和初期から戦中戦後、愛知県岡崎と東京を舞台に、桜子(宮�アあおい)が時代に翻弄されながらも音楽への情熱を絶やさず生きる姿を描く。2006年放送の連続テレビ小説。

詳細情報
番組内容
“山長が大変”という野木山(徳井優)の電報を受け取った桜子(宮�アあおい)は、戻って早々、かね(戸田恵子)の妹であるタネ(秋山菜津子)と出会う。タネは、かねに代わって店の一切を取り仕切っていて、桜子はタネの息子・太郎の勉強をみることだけ任される。そんな折、店の帳簿と金庫の金額が合っていないことを野木山が発見。桜子たちはタネ夫婦を疑うが、かねのタネに対する信頼はあつく、桜子は先行きに不安を感じる。
出演者
【出演】宮�アあおい,寺島しのぶ,西島秀俊,井川遥,戸田恵子,徳井優,秋山菜津子,【語り】竹下景子
原作・脚本
【脚本】浅野妙子,【原案】津島佑子
音楽
【音楽】大島ミチル


ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ