2020/12/01(火) 16:20〜16:35 【連続テレビ小説】純情きらり(109)「ショパンよ母に届け」[解][字]


はっきりした訳じゃないの…。
この話… 誰にも 絶対にせんでね。
お願い!はい。
♪♪~

コーヒー 飲まれますか?あるのかん 本物が?
久しぶりに いいのが 入りました。
ああ… じゃ 頂きます。はい。
いつかね… こういう日が
来るかもしれんって…→
思っとったんだわ。


♪♪~
女将さん
お茶を おいれしました。
女将さん…。
ああ 桜子さん。
はあ… 何だか 疲れてねえ。
肩が凝って しょうがないんだわ。
久しぶりに もみましょうか?
は~! そうしてくれる!?
は~ お願いします! フフフ!
は~ 気持ちいい!凝っとりますね 本当。
気が張っとったからでしょう。
誰かさんが 店を空けるから人手が 足りなくてねえ!
すみません。 長い間 留守にして。
まあ いいわね…。姉さんとこは どう?
お子さん達は 元気に育っとる?
はい。 おかげさまで なんとか。
お姉さんも
あんたがおって助かったでしょう。
身内が そばにおってくれるだけで
何かと 心強いもんね。
女将さんも やっぱり タネさんが
おられると違いますか?
まあね…。
さっき 納戸の前を通ったら→
タネさんと利雄さんが
中に おられたんです。
間違いだったら すみません。
何だか 家捜しでもしとるような…。
こっそり売るんでしょ…。

あの人達が 納戸から→
ちいとずつ 何か持ち出しちゃ
売っとるのは 知っとりましたよ。
「姉さん お金 貸して」のひと言が
あの子は 言えんのよ。
見えっ張りだでねえ…。
私ら姉妹は 昔から 見えの張り合い。 意地の張り合い。
桜子さん
あんたのとことは 違うのよ。
昔 利雄さんと結婚が決まって
この家を出ていった時は→
あの子は まあ 鼻高々だった。
「味噌屋より 呉服屋の方が華やかでいい」って→
しきりに言っとった。
それがねえ…。
許しとられるんですか?
老い先 短いのに→
たった一人の妹と ケンカしても
しょうがないもんね。
老い先なんて言葉
女将さんには 似合いませんよ。
♪♪~
達彦…。どこで どうしとるだらあね。
帰ってきます。
戦争は いつか終わります。達彦さんも 帰ってきます。
♪♪~
ほだね。 ほだ。
♪♪~
<2人は まだ恐ろしい知らせが→
近づいている事を

知りませんでした>
2020/12/01(火) 16:20〜16:35
NHK総合1・東京
【連続テレビ小説】純情きらり(109)「ショパンよ母に届け」[解][字]

昭和初期から戦中戦後、愛知県岡崎と東京を舞台に、桜子(宮�アあおい)が時代に翻弄されながらも音楽への情熱を絶やさず生きる姿を描く。2006年放送の連続テレビ小説。

詳細情報
番組内容
久しぶりに山長に戻ってきた桜子(宮�アあおい)は、かね(戸田恵子)の妹のタネ(秋山菜津子)とその夫・利雄(六角精児)が山長で幅をきかせていることを知る。桜子は野木山(徳井優)から帳簿と金庫の金額が合わないと聞き、かねに相談するが取り合おうとしないうえ、タネ夫婦の横やりが入る。さらに、桜子はタネの子・太郎の勉強を見させられることになるが、全然言うことを聞かないうえに、桜子は居候呼ばわりされてしまう。
出演者
【出演】宮�アあおい,井川遥,秋山菜津子,六角精児,徳井優,室井滋,戸田恵子,【語り】竹下景子
原作・脚本
【脚本】浅野妙子,【原案】津島佑子
音楽
【音楽】大島ミチル


ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ