つまびくようにやってほしいと言われたんです。
だから、そんな
一生懸命ということでもなく
こなれた感じでとなると。

船越≫こなれた感じになるまで引き込むのは本当に大変ですよね。
美保≫ばちが、小指と手首が
おかしくなるんですよね。
持っているだけでね。
宮澤≫稽古の初日は持つところから。
弾くことにすらいかなくて


絶望のふちってこういうことだと
思いました。
美保≫でも、すごいきれいに決まってますよ。
角度と、ここでしか
押さえられないって分かります。
ギターみたいに支えがないし。
宮澤≫左手を出しても右手だけで
三味線が
立っていなきゃいけないという。
振り子じゃないですけど。
美保≫すごく決まっていて私は、すばらしいと思った。
船越≫さらに、関西弁もですよね。
関西弁でのお仕事も初めてで
難しいですよね
関西弁って
第２標準語なんじゃないかって
皆さんが、関西弁ってこういうものって
分かっていらっしゃいますからね。
宮澤≫しかも南河内で時代物のしゃべり方ということで
なかなか耳にしたことのない
言い回しとか、せりふが多くて
ひたすら先生がおっしゃられた
見本を
録音して、ひたすら
リピートアフタミーみたいに
これでも違う、違うって
何度も繰り返してやりましたね。
船越≫その成果あって
魅力たっぷりに
演じられていますけど。

千代と栗子の関係は今後
変わっていったりするんですか？
宮澤≫今のところ険悪な感じではあるんですが
栗子さんは
やられっぱなしといいますか
耐えている感じもありますが
ここから、ちょっとした波乱が
巻き起こっているので
そこを楽しみにして
いただきたいです。
小松≫宮澤エマさんが出演するＮＨＫ連続テレビ小説
「おちょやん」は
月曜から土曜まで
午前８時から放送されています。
ぜひ、ご覧ください。
そして、「おちょやん」を存分に
楽しみたいという方のために
「ＮＨＫプラス」では
「おちょやん」プレイリストを
ご用意しています。
ドラマの本編はもちろんですけど
今日の「ごごナマ」を
はじめとする関連番組も
放送から１週間まとめて
ご覧いただけますので
ぜひ、ご活用いただければと
思います。
「おちょやん」プレイリストは
「ＮＨＫプラス」に
ご登録していただくと

ご利用いただけますので
ぜひ、アクセスしてみてください。
ドラマでも活躍されていますエマさんですが
その女優の原点は…。
おばあさまです。リディア・ラフルアーさん。
船越≫父方のおばあさまに
あたるわけですね。
小松≫おばあさまの影響もあって
２５歳からミュージカルで
活動を始めます。
♪分かってるわ　キスはしないと
♪ひとめぼれも
♪でも　気付けた
♪チャンスはある
♪怖いけど　たとえ　傷ついても
小松≫エマさんが
これまで力を入れてきたのが
ミュージカル。
２０代をささげたといっても過言ではないそうです。
何本ぐらいの舞台で
演じられてきたんですか？
宮澤≫再演もあるんですけれども
多分、作品数でいうと１１作品ぐらいは出ています。
船越≫何年間で１１作品ですか？
宮澤≫２５歳からだから７年ですかね。
船越≫それは、すごい数ですね。
ミュージカルの魅力ってなんですか？エマさんにとって。
宮澤≫間違いなく、歌を通して
そのとき伝えたい感情が２倍にも、５倍にも
１０倍にもお客様に