女優さんへの夢が
膨らんだきっかけに
なったわけですかね。
宮澤≫ニューヨークに
ずっと住んでいたんですけど。
祖母を訪ねに行くたびに
ミュージカルに
連れて行ってくれて。
当時は私にとってミュージカルは
すばらしい才能を持った
人だけが立てる
存在だったので
ご褒美みたいに思っていたんです。
だから自分が
ミュージカルの世界に
足を踏み入れるとは
全く思っていなくてその祖母が、日本に
私の初舞台のときに
見に来てくれて本当に私の夢をかなえてくれて
ありがとうって
言ってくれたときは
本当に誰よりもうれしかったです。
船越≫おばあちゃん孝行にもなりましたね。
でも、残念ながら
そのおばあさまは
今年、お亡くなりに
なってしまったそうですね。
宮澤≫コロナ禍ということもあり
会いに行くことはかなわなかったんですけども
それこそ、テレビ電話とかで
いろいろお話をしていて
もちろん、「おちょやん」の
撮影の話もしていて
すごくテレビドラマに出たい
映像のお芝居も
したいんだということを
言っていたことを
すごく覚えていて
いつも、あなたがいつかテレビドラマに出れるよう
毎晩お祈りしているのよって。
「おちょやん」が決まったときはすごく喜んでくれましたし
写真なんかも
送ったりしていたので
次はテレビドラマでエマの演技が
見れるなんて楽しみだわって。
電話すると私の話なんかいいから
撮影はどうだったのか聞かせて。
どういう現場なの?とか
女優同士じゃないですけどお芝居について
たくさん語り合えたのが
祖母だったので
それこそ、祖母が一番
喜んでくれているんじゃ
ないかなと。
船越≫もっとお話をしたかったですね。
今、おばあさまに
声をかけるとしたら
どんな言葉を
かけようと思いますか?
宮澤≫映像の世界もそうですが
特に舞台の作品をやっていると…。
つい、先日まで松竹の作品を
やらせていただいたんですけど
その舞台に立っているときに
楽屋にいるときとか
舞台袖にいるときに
ふと祖母を思い出すんです。
舞台に立ち続けている限り
祖母も生き続けているというか
私の中に祖母がいて
彼女がまた舞台に立っている感覚で。
船越≫おばあさまとご一緒に
お芝居をしている感じですね。
宮澤≫いつまでも
私も舞台に立ち続けられるように
頑張るねって伝えたいです。
小松≫優しいおばあさまだったんだと
本当に感じますね。
宮澤≫本当の楽しい人でしたしユーモアのある人でした。
美保≫エンタメのお話が
おばあちゃんとできるって
すごく楽しいですね。
昔の映画の話とかもするでしょ。
宮澤≫一緒に
「マイ・フェア・レディ」とか
ミュージカルを
ニューヨークで一緒に見て
あのときの演出は
こうだったねとか話して。
それが本当に
最後に舞台に一緒に見に行った
思い出なので
そういう意味では祖母に
その姿を見せることができて
本当によかったと思います。
(チャイム)
2020/12/02(水) 13:40〜14:00
NHK総合1・東京
ごごナマ「宮澤エマ」[字]
▽ゲストは女優の宮澤エマさん。「おちょやん」に出演。初体験だらけ!という現場は?
詳細情報
番組内容
▽ゲストは女優の宮澤エマさん。導いてくれたのはアメリカの祖母。ミュージカルに捧げた20代。そしていま連続テレビ小説「おちょやん」ではヒロインのまま母役に挑戦!あこがれだった朝ドラは初体験だらけ。
出演者
【MC】船越英一郎,美保純,小松宏司,【ゲスト】宮澤エマ,【出演】原口あきまさ
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい