余慶≫ダメージヘアの方こそこれをやっていただきたいんです。
よく梅雨シーズン、髪の毛が
うねったり膨らんだりしますよね。
髪というのは本来、余分な水分を
はじき出す力があるんですが
でも、ダメージヘアの方は
そういう力を失ってしまうので
いくらでも膨らんでしまう。
ということは膨らんでしまったところに
いっぱい水が入っているところに


せっかくのトリートメントの
いい成分を
入れることができないんですよ。
なので、１回水分をとってから
トリートメントをまんべんなくつけていただく。
そのトリートメントを

つけるときの武器としてあるのが
コームですね。
目の粗いくしになります。
本当に粗いものなんですが
傷んだところを中心にトリートメント剤をつけるのは
すごくいいんですが
均一につけるときに
ぜひ、役に立つもの。
ぬれた髪でも使えるプラスチック製とかが
すごくおすすめで
このくらい目の粗いものを
選んでいただければと思います。
ピカ子≫トリートメントって最近は主流だけど
昔でいう
リンスとかヘアマスクとか
コンディショナー
いろいろあるけど、どう違うの？
余慶≫待ってました。
その質問、結構多いんですがリンスとコンディショナーは
言い方を変えた、今風と昔風で
髪の表面だけをコーティングする。
でもトリートメントになると
内部にも入る。
もう１つ

女性がよく使うと思いますが
ヘアマスクというものが
あるんです。
これは深部まで届ける。
表面、内部、深部というふうに使い分ける。
安部≫全部使えば
いいわけじゃないんですね。
選ばなきゃいけないんですね。
余慶≫髪のうねりがあるとか
あとは
パサつきが気になるという方は
トリートメントを
使っていただいて
本当に健康な、つや髪の方は
指通りをよくしたりつや髪にしたい方は
コンディショナーや
リンスを
お使いいただければと思います。
美保≫私はつけたあとに傷んでいるなと思ったら
握っておくんですよ。
余慶≫これ、次にお話しようと思っていました。
本当にすばらしいです、さすが！
安部≫トリートメント剤は
種類はいろいろありますので
容器に書いてある注意書きを
ぜひご覧ください。
次は乾かし方です。
余慶≫ポイントは
「髪がぬれている時間を短くすること」。
髪の表面というのは

キューティクルに
覆われていまして
普通は閉じた状態ですが
ぬれた状態になると開くんです。
そうなると髪通しが絡まって
切れ毛や
ダメージヘアの原因になる。
あと、髪の内部の
たんぱく質や水分が抜けて
潤いがない
うねりにつながったりするので
髪はぬれている時間を
短くすることが
とても大事です。
まずは、タオルドライをしっかりとしてください。
そして、タオルは体と
髪は別々なものを使ってください。
多分、流れで皆さん
体のあとにそのまま使う
そうなると吸水性が
落ちていますよね。
ぬれたタオルになってます。
摩擦も大きくなっているので必ず、乾いたタオルを
使ってください。
それで、乾かすときもちょっとお上品に挟んで…。
美保≫誰かに
見られてもいいように。
余慶≫あとはもみこむような形も
あると思います。
トリートメントのときもしますが