（富澤）すごいな。
はい。　あの
自分のパンクバンドの人たちに→
東大に通ったら　このバンドが

一気に注目を浴びて→
自分らは有名になるから
レコードが出せる。
だから　俺は東大に通るな
って言ったら→
「がんばれ！」って言われたんですよ。


ほぉ～。
だから　バンドのパフォーマンスとして
東大を受験。
外ではパンクなんだけど
学校では　いい子のふりをして→
ひたすら勉強して偏差値を上げる。
いや　普通ね　受験までは　いくんですけど普通　受からないんですよ。
（富澤　伊達）受かるわけですから。
そうですね。　でも　それだけ…
バンドが売れるために　１年間　猛勉強し→
見事　東大とハーバード大学に合格したモーリーさん。
ねらいどおり…
そのテレビの映像が今　まだあるということで…。
あ　あるんだ。
ちょっと見てみましょう。
では　どうぞ！
♪♪～
うわ　やんちゃな感じするな　これ。
やんちゃ。
何の歌詞なの？
これ。
♪♪～
うわうわ　うわうわうわ。
これ　たまにテレビで流れてましたね。
見たことあるわ。
今　こんなんやったら
もう　出入り禁止ですけどね。
（富澤）モーリー君。
すごい。　何？　これ。青春。
あ～　びっくりしました。

何を歌ってたんですか？　ところで。
革命的！
分かりました。
やばいな　これ。
やばい。　怖い。
いや　これが
後のモーリーさんなんだ。
いや～　ちょっと　びっくりしたな。
ねえ。
デビューしてすぐに…
その後…
ところが…。
さあ　そして２５歳の時にですねハーバード大学を卒業するんですが…
（富澤）そんなことあります？
あの　教えてくれた先生が→
女性のアニメーターだったんですけど→
いわゆる普通のアニメーションではなく→
ストーリーではない　ただ抽象画が
ドバーっと　こう　なってるような。
「こんなの作れ」って言われるから
「はい　喜んで！」みたいに→
一日中　色のついた砂を　こう
カメラの前で動かしたりとか。へぇ～。
そういう実験的な音楽や映像ばっかりで
よしとされたので。
先生に「最高だ！」って言われて→
よし　この能力を使って仕事に就いて→
全世界に僕の想像力を
ぶちまけよう！　って言ったら→
そういう仕事は　なかったんですね。

（笑い）
いや～。
人生　何回目かの　はしご外しですよ。
「あれ？」って。
だって　先生が　やれって言ったから→
やったのに　みたいな。
そんな職業ないよと。
ないね。
ハハハハハハ！
卒業後　定職は見つからず
アメリカでフリーター生活３年。
その後…
さあ　そして　４４歳です。
（富澤）ジャーナリスト。
そうですね。　あの　今日はですね→
うちに妻がいるので　よかったら
ちょっと　うち来て頂けないでしょうか？
ありがたいです。
是非　お願いします。
（笑い）
（富澤）ちょっと不安になっていました。
モーリーさんは　１４年前に→
妻の有希子さんと出会い事実婚をしました。
実は　有希子さんは→
大河ドラマで主演を務める→
長谷川博己さんと共演したこともある→
実力派の女優さん。
いかにしてモーリーさんの
人生を変えたのか　伺うことに。
は～い　お連れしました。