2020/12/04(金) 08:00〜09:55 羽鳥慎一モーニングショー[字]
やはり医療崩壊で全体を捉えないといけない。
今、国立病院とか
公的病院、民間病院が役割分担をして
どこまで
どう診るんだということを
きちっと医療圏で確かめて
体制を作らないといけない。それが今、できていない。
そういうことで医師会も
それを挙げて
やっていかないといけないと
思っています。
羽鳥≫意識の中で、私は
コロナのリスクは低いだろうから
関係ないと思っている人は
医療崩壊となると
その人自身にも
関係してくることを
ちゃんと
分かってないといけないと。
玉川≫もう日本は袋小路に
入っちゃっているわけですよね。
やっぱり政治家たちは
経済止めたくないというのが
ものすごい
強いわけじゃないですか。
もちろん
それも大事なんですよね。
だけど感染を広めたら
医療崩壊しちゃうんですよね。だから、経済を止めないで
かつ、感染も減らさない方法を
もう1回考えないといけない。
僕は前から言っているんだけど
無症状者に対する
拡大検査しか
僕はないと思ってるんですよ。
やっぱり海外の論文でも
そういうのが出ています。
羽鳥≫大阪、状況が悪化して
医療非常事態宣言というものが出ました。
地域医療が崩壊すると
コロナの人だけが
診られないんじゃなく
その地域のコロナ以外の人も含めて、全て診られなくなると。
玉川さん、いかがでしょうか。
玉川≫結局、経済も感染抑止も両方必要なんですよね。
それは、多分
国民の総意だと思います。
そうする時に、今のままでは
実現できないんですけど
まだ試せる可能性があって。
無症状者から感染がこれだけ広まってるということで
何とか感染しているけど
無症状だという人を見つけるのが
重要になります。
なので、「サイエンス」という論文にも出ていますけど
精度よりも頻度のほうが大事だと
感染を抑えるためには。
今まで必ず制度の問題って
専門家の方は
おっしゃっているんだけども
論文でも
精度がある程度
もしくは低いとしても
頻度を上げたほうが
感染を抑えられるんだという論文が出てきています。
この手はまだ打てていないので
日本の中でも。
これを打つ手があるだろうと。
木下グループというところが1人2900円で
PCRを始めるって
ニュースで出てました。
これくらいの検査のお金だったら
みんなできると思うんです。
それを国が補助すれば
いいと思うので
今までとってないその方法を
ぜひ検討していただきたい。
羽鳥≫経済と
感染防止のバランスって
みんなが言われています
理想ですけども
なかなか難しいと。
茂松≫失業率が1%増えると年間で3000人の方が
自殺されるということを考えると
コロナと比べても
本当に経済を動かさないと
大変なことになるのは
みんな分かっているんですが
医療がここまでひっ迫すると治るものも
治らないということになるので
しっかり医療体制を構築させてから
経済をもう一度
動かしていただくということで
そこで
どのような方法かということで
PCRをかけながら
動ける人は動かしていこうとなるんだと思います。
羽鳥≫松本先生、今は
大阪の状況を説明してますけども
東京、ほかの自治体の