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2020/12/04(金) 08:00〜09:55 羽鳥慎一モーニングショー[字]


患者さんに寄り添って
学びたいということも
ありますので
それが、なかなかできない。
18の診療科の先生がみんなコロナを診ないといけないことに
なっていて
そこが個人でいろんな考えがあるんだろうと思います。
そのために、これだけ
退職者が出てしまったのが
現状だと思います。
羽鳥≫理由を聞くとそれも残念ながら
致し方ないのかなという
思いもします。
最大90床とありますが
今の言った理由で、人手不足で実質稼働が60床。
そして先月、11月中旬には
50床が埋まっている。
もう、相当埋まってきている
ということです。
コロナ患者を診ることによって
家族の反対
風評被害を感じて
辞めた人もいる。
市内の別の病院スタッフを
派遣するということですが
地域医療が崩壊しないよう
守らないといけない。
ここの病院のために
別の病院のスタッフを派遣すると
別の病院のスタッフも不足する。



そうするとそこも危なくなるという悪循環というか。
茂松≫これは、実は
市立医療センターというのが
市内にありますが
そこのAYA世代
15歳から30歳の
がんの患者さんに
特殊な病棟を持っていたんです。
その病棟を閉めてそこのスタッフを
十三市民に
派遣するといったことが
起こってきて
実際、市立総合医療センターにとっても周りの地域医療を
乱してきていることになります。
まさにこれが医療崩壊に
つながっているということに
なるんですね。
羽鳥≫AYA世代という年代は
非常にデリケートな取り扱いというか。
茂松≫ケアがかなり厳しい
難しいと。
吉永≫松井市長がこれをした時は
確かに
専門病院って
英断と思ったんですが
英断の結果、この病院が
こんなことになっているのかと。
1つは中等症だけに特化して
重症化した時どうすればいいんだと
そこがやっぱり

見えないということが1つと
1つの病院に、こういう形で
特化するということは
どうだったんだろうとか
この例から、私たちがこれからほかの市町村、都道府県に
どんな課題が
見えてくるんでしょうか。
茂松≫この1つに
責任を負わせるのは
非常に難しいということが
明らかですので
やはり、都道府県ごとに
1つ1つの病院
公的病院が、そういう病院を
担っていただくことができれば
もっと支えられたのでは
ないかなとは思うんですね。
羽鳥≫事例にしないと
いけないと。
4月時点で重症用の病院に
中等症の人が、いっぱい入っちゃって大変だということで
どうしよう。
じゃあ中等症の病院を
作ったほうが
いいんじゃないかということで
設立された経緯もありますが
玉川さん
人手不足と言われていますけど
実際に大事な病院で
職員が辞めている

看護師さんも辞めている。
でも理由を聞くと
こういうことなんだと。
玉川≫逆に、こういう状況でも
続けられる方は
使命感しかないんですよ。
それを我々
一般国民が
看護師さんとかお医者さんに
使命感をもっと持てって

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