これは無視できないので、1回ストップさせるというご意見は
僕も重々分かるんですけども
本来は、理想であれば動かしながら
経済を回しながら
感染者を食い止めるのが
一番いいわけで。
その方法、手段というのは
原始的な、今言ったような話に
僕は立ち返るしかないので
やっぱり緩むというところが
どうしてもあると思います。
なので、そこは、もう1回
引き締めることをやらないと
自分たちで自分たちの首を
絞めるという形に
なるんじゃないかなと
思いますけどね。
羽鳥≫やれることは
更にしっかりやることが
大事だと思います。
吉永≫医療の非常事態がどういうことなのか。
この情報がきちっと伝わらないと
赤信号が本当に
目の前に車が来ている
赤信号なのか
みんなで渡れば怖くないっていう
赤信号に流れていくのか
日本の場合はそこが
とても微妙だと思います。
医療崩壊って言葉を
みんな言いますが
崩壊したらどうなるんだ
ということに関して
しっかりしたイメージが
発信されていない。なのでそれをしっかり持っている人が
あまりいないような気がします。
何となく崩壊って大変だよねって。
大阪、赤信号だけど
もう赤信号予備軍がいっぱいあるのであれば
自分の問題として
聞かなければいけない。
若い人たちが
高齢者だけの問題で
自分たちに実感ないよねって
言いますが
医療が崩壊した時
例えば、赤ちゃんを産みたい時に産婦人科が
機能してませんよ。
がんになっちゃった
病気になっちゃった
その時、手術室が使えません。
こういう状況ということを
きちんと発信した時に
若い人は初めて、自分たちにも
関わる問題なんだなと
分かってくるんだろうと
思います。
崩壊という言葉だけが
すごく進んでいますが
崩壊した時に、どういうことが
皆さんに起きますか医療現場で何が起きますか
ということに対して
もっと具体的なイメージを喚起する発信を
行政もあまりしたくない気持ちは
分かりますが
医療のほうからも
そういう言葉で、私たちが
あ、そういうことかと納得して
そしたら皆さん
きちんとマスクもするでしょう。
きちんと手も洗うでしょう。
そういう緩んだところが
そういうふうな形で
拡大という形のものを
抑えることができれば
崩壊も抑えられるし
経済もまた破綻することから
免れるというような気がします。
ずっと私東京と大阪の情報の出し方が
違うのも気になっています。
確保している病床と実際使える病床って
二重で出されると
人はどうしても
まだ66%だなというふうに
どうしても気持ちが流れやすいので
こういうところを
もうちょっときちっと情報欲しい。
羽鳥≫医療崩壊って茂松さん
コロナだけの問題じゃなくて
ほかが全部
できなくなることなんだよと。
茂松≫今、言われましたように
医療の崩壊というのは
コロナだけで患者さんが
診られないというだけじゃなく
本来かからないといけない
患者さんが治療できなくなると。
例えば救急で
いろんな重症が起こっても
それを診れない状況になる。