明らかにしてほしいですね。
大下≫続いては…。
堂≫ブラジル南部の街で機関銃や大量の爆薬で武装した
およそ30人の強盗グループが
銀行を襲撃しました。
≫車に残った銃弾の跡が
事件の凄惨さを
物語っていた。
舞台となったのは人口21万人ブラジル南部の街、クリシウマ。
先月30日から
今月1日未明にかけ
銀行強盗事件が発生した。
驚かされるのはその犯行グループの人数だ。
≫地元メディアによると
およそ30人の武装したグループが
爆発物を使い
銀行の金庫を爆破したという。
≫強盗グループは人質をとって
警察との銃撃戦を繰り広げたという。
そして、その後
現金を奪って逃走した。
しかし現時点で
被害額は明らかになっていない。
現場には、がれきが散乱し
トラックが見るも無残な姿に。
また、強盗グループが放置した
爆発物を処理するために
爆弾処理班やロボットなども
投入された。
地元市長は…。
≫この事件で警察官と警備員が負傷。
地元警察は強盗犯のうち
5人を連行したという。
堂≫ブラジルで発生した
大規模な強盗の手口を
詳しく見ていきます。
銀行強盗は先月30日から1日未明にかけて
ブラジル南部
サンタカタリーナ州の
クリシウマ市で発生しました。
およそ30人にも及ぶ強盗グループが
およそ10台の車両に分乗し
市内に入りました。
犯行に要した時間は
およそ1時間45分で
警察は銀行強盗を専門とする
組織化された
犯罪集団と語り
軍隊並みの攻撃だったと
話しています。
そして、地元メディアがその驚きの手口を報じています。
まず狙ったのは
銀行の近くにある警察でした。
強盗グループは
警察の建物へトラックで突っ込み
火をつけたんです。
これは、警察の出動を遅らせる狙いがあったんでしょうか。
そして、その次にとった行動が
銀行に向かい
爆薬を使用し、金庫などから
現金を奪ったということです。
その後も強盗グループは
近くで道路の塗装を行っていた
交通局の職員6人を人質に取り
銀行から数メートルの距離の横断歩道に並ばせるなどして
警察が容易に踏み込めないように
していました。
更に、強盗グループは
逃走中に
日本円でおよそ1600万円もの
現金を落としたそうです。
現場の混乱を狙った
作戦だったんでしょうか。
人質にされた職員は
強盗グループの1人が
現金を道にばらまく。
お前たちも便乗して
拾っていいと
話していたといいます。
ちなみに、その現金を拾った
市民4人は
その場で
逮捕されたということです。
大下≫かなり組織化された
犯罪集団という感じが
中野さん、しますね。
中野≫すごい手馴れているというか
もう、メソッドがあって
まるで、なんだかそういうシステムのような
感じですね。
大下≫30人一人ひとりが何をやるかが決まって…。
中野≫普通に職に就くよりも
こういう仕事のようなものをしたほうが
もうかると本人たちも
思っている感じですよね。
罪悪感がないというか。
大下≫警察官と警備員それぞれ1人
負傷しているということですが
お前たちも拾っていいとか言いながら…。
柳澤≫心理をうまく