2020/12/04(金) 13:05〜13:40 列島ニュース[字]
この調査は
公衆トイレで手を洗う際の
意識などの変化について
北九州市小倉北区に本社がある
住宅設備メーカー
TOTOがことし5月
インターネットを通じて
1万人を対象に行いました。
感染拡大の前と後で
手洗いの意識が
どの程度変わったのか
尋ねたところ
感染拡大前に
しっかり手を洗っていたと
答えた人は
55パーセントだったのに対し
感染拡大後は
しっかり洗うと答えた人が
81パーセントと
大幅に増えました。
その上で
公衆トイレで手を洗うと
答えた人に
使いたい手洗い設備を
尋ねたところ
レバーなどをさわらずに使える
自動の水栓を使いたい
と答えた人は
91パーセントで
手動の水栓を使いたいと
答えた人は
3パーセントにとどまりました。
この結果についてTOTOは
感染拡大によって
より衛生的に
手洗いができる公衆トイレが
望まれている。
今後の環境整備に
生かしたいとしています。
ここまで福岡のスタジオから
お伝えしました。
こんにちは。
熊本県のニュースです。
7月に熊本県を襲った
記録的な豪雨から
きょうで5か月です。
半壊以上に認定された建物を
自治体が解体撤去する
公費解体について
NHKが調べたところ
県内でこれまでに
1300件を超える
申請が出されているのに対し
解体を終えたのは
わずか2件にとどまり
被災者の住宅再建に向けた動きが
進んでいない現状が
分かりました。
災害で被害を受けた建物の
解体費用を公費で負担する
公費解体は
り災証明書の認定で
半壊以上とされると
市町村が所有者に代わって
建物を解体します。
NHKが今回
被害の大きかった人吉市や
球磨村など
公費解体を実施している
7つの市町村に
進捗を取材したところ
きのうまでに1330件の申請が
出されているのに対し
解体に着手したのは9件
終えたのは、わずか2件に
とどまっていることが
分かりました。
県によりますと
豪雨を受けて
避難所や仮設住宅などで
生活している世帯は
先月末の時点で7つの市町村で
1700世帯あまり
いるほか
被災した住宅で生活を続ける人も
1600世帯余りに上っていて
公費解体を待ちながら
生活を続ける人も
多くいるとみられます。
避難生活の長期化で
被災者の健康状態の悪化も
懸念されていて
被災者の生活再建の基礎となる
住宅の再建のスピードが
速められることが求められています。
公費解体の申請が
530件余りと
最も多い人吉市は
ほかの自治体の職員の応援を
もらっているが