止まったり逆回転に見えるのは…→
人間は １秒間に４～５枚の絵しか
見ていないから～。
えぇ～。
はぁ～。
さすがチコちゃん！
やだ 見ないで。
詳しく教えて下さるのは
モノの見え方について研究する…
（近江）
実は 私たちの目っていうのはね→
目に入ってきた すべての映像を
見ているわけではないんですよ。
私たちの目をよ～く見てみると
常に細かく動き続けています。
もし 目に映ったすべてを
認識していたとすると…。
視界が揺れ動き続けることで
気持ち悪くなり→
耐えることができないと言われています。
そのため 人間の目は→
入ってくる情報のすべてを
脳へ送っているわけではないのです。
ねえねえ。
はい。
私たちの視界は すんなりと→
パソコン画面から相手の顔へ切り替えることができますよね。
ですが もし目に入ったすべての情報を
脳へ送ってしまうと…。
振り向き始めてから
相手の顔を見るまでに→
多くのものが目に入り
気持ち悪くなってしまうはずです。
そのため 私たちの目は…
人間の目は １秒間に大体５回→
ですから ０．２秒間に１回ぐらい→
全く見えてない瞬間というのがあるんですよ。→
この目の仕組みによって
タイヤが止まって見えたり→
逆回転して見えたりするんです。
カメラを通して見た場合と直接 肉眼で見た場合とでは→
違いがあるんですけれども→
なぜ そのように見えてしまうかについて…
分かりやすく タイヤのホイール
１本だけを記した模型で説明します。
まずは…
私たちの目は ０．２秒間に１回視界が切り捨てられるため→
見えなくなる瞬間が生まれます。
すると 見える線はずっと同じ位置にあることになり→
あたかも止まっているかのように
見えるのです。
続いて…
この模型の回転スピードが変わると止まって見える時と違い→
１周する前に 線が見えるようになります。
最初は ここ。
その次が ここ。
次が ここ。
このように 右回転にもかかわらず
逆行しているように見えるのです。
これが 逆回転に見える理由です。
（近江）つまり 人間の目は→
１秒間に
４～５枚しか画像を見ていません。
その前後は見えてない
ということになるわけですね。→
タイミングによっては
動いているタイヤであっても→
止まって見えたり
あるいは逆回転して見えたり→
ということが起こってしまうんです。
だよね！
ということで 身近にある回転するモノが
逆回転に見えるか撮影してみることに。
いや まだ全然あるよ。
ということで コマに今伝えたいメッセージを書いて→
止まって見えるか試してみました。
続いて 自転車のホイールにメッセージを書いた紙を貼り→
漕いでみます。
扇風機の羽根でメッセージを伝えようとしても…。
身近な物では
どれも止まって見えませんでした。
そこで 回転速度を調節できる
電動の工具を使い→
回転させてみることに。
すると…。
おっ？
おっ 見えるよ。
「もうイヤ」！
メッセージ 伝わりました。
ということで…
（笑い）やめて下さい それは。
あぁ そっか。 失礼いたしました。
いえいえ 何を。
いかがでしたか？ あばれる君。
いやぁ ちょっと 分かりましたね何となく分かりましたね はい。
だから もう
一瞬 見逃したとかってあんじゃん？
例えばさ
水滴が水面に落ちたってさ→
リング