順番で。はい お願いします。
岡村はさ…
お経？うん。
どんな時に よく聞く？
あの～…
お葬式とかね お経 聞くよね。
聞きます。
それ なに？
それ なに…？
お経って なに？
え～と…
（笑い）
失礼ね あなた。
何ですか？ お経って。
あばれる君は分かるでしょ？ なんか雰囲気から。
これ もう…。
あっ ほんとだ。
（あばれる君）あの 僕は…
教えみたいなもの。
なんで
そう思ったの？
違うの!?
違うんかい！（笑い）
そういうことじゃない？
そう思ったんでしょ？
はい そう思いました。 なぜなら…。
ほんまに そう思ったの？
（笑い）
いや それ いいのよ。
（読経）
今こそ すべての日本国民に問います。
お経を聞いたことがある方に
聞いてみました。
お経が何なのかも知らずに
法事で ありがたいお経を聞きながら→
「一体 この世に早口のお坊さんは
いないものなんだろうか」だの→
「そういえば お坊さんは みんな
あのバイクに乗っているな」だの→
要らぬことばかり考える不届き者が
いるとか いないとか。
え～！ そうなの？
しかし チコちゃんは知っています。
お経は…→
生きている人たちに向けたお釈[外:48A5970C777AB644E2CFAA88C3484478]様のアドバイス～！
おお～ やった～！
（拍手）
すご～い。
あばれる君 見事正解で～す！
やった～。
さすがチコちゃん！
チコっとですよ。
詳しく教えて下さるのは花園大学で仏教について研究する…
あれは 亡くなった方のために
読んでるんじゃなくって→
周りで聞いてる皆さんのために
唱えているものなんですよ。
そうなんですか？
（佐々木）そうなんですよ。
中には 美しい仏様の世界や→
未来のことを予言するようなそういったお経もあるんですけれども→
主に お釈[外:48A5970C777AB644E2CFAA88C3484478]様が
私たちの生き方について→
与えて下さったアドバイスが
書かれているものなんです。
そもそも お経は
紀元前５世紀ごろのインドで→
最初に誕生したと言われています。
そのお経のもとになる教えを説いたのはブッダとも呼ばれている お釈[外:48A5970C777AB644E2CFAA88C3484478]様。
お釈[外:48A5970C777AB644E2CFAA88C3484478]様は 裕福な家庭の
子供でしたが→
生まれて１週間で 母親が
亡くなったこともあり→
その後 どんな人にも必ず
老いや病気や死が訪れるという→
世の中の現実を見て
悩むようになりました。
そして ２９歳の時 家を出て
修行を始めたのです。
とうとう３５歳の時
菩提樹という木の下にお座りになって→
悟りを開かれたんです。
（佐々木）悟りの表現にもいろいろあるんですけども→
代表的なものだと
「三法印」というものがあります。
「三法印」とは→
諸行無常 諸法無我 涅槃寂静の３つの教えのこと。
「諸行無常」は この世のすべてのモノは
変化し壊れていくという意味。
「諸法無我」は 自分中心にモノを考えては
ならないという意味。
「涅槃寂静」は 例えば 欲望や憎しみなどの
自分勝手な思い込みをなくすことで→
苦しみが消えて楽になれる
という意味です。
三法印というのは 決して…
（佐々木）より良い生活を求めたがるでしょ？
すごい深いですね。
つまり お経は→
お釈[外:48A5970C777AB644E2CFAA88C3484478]様が 悩み苦しむ人たちを