それを現在　検査のみ　通常医療のみの病院に→
拡大していこう
ということなんですけれども→
ただ　ご覧いただいたように
南港病院のように→
非常に大変な状況もあります。

安井先生→
今後　医療体制を守っていくために
何が必要とお考えでしょうか。
はい。　以前　この番組でも
お話しさせて頂きましたけれども→
新型コロナウイルスの患者さんを診ると
当院なんかでもそうですけど→
非常に赤字になってしまうという現状が
ありました。
空床補償とか　そういう制度も設けられて
ある程度　補填はされるようですけども→
それでも　当院　現状
赤字であることに変わりはありません。
新型コロナを真剣に診れば診るほど
損をするという→
そういう状況を変えないと
体制を守っていくことは→
なかなか難しいんじゃないかなと。
ほかに　続いてくれる病院っていうのは→
なかなか現れないんじゃないかな
というふうには思っております。
また　インフルエンザですけれども
これから…→
まだ　今　幸い　はやってませんけれども


これから流行してきて→
そして　新型コロナと判別が難しい
発熱患者さんが一気に増えてきたら→
その患者さんを…　発熱患者さんを
どこで診察して→
検査を行っていくかっていうことは→
しっかりと決めておく必要があるとも思っております。
そして　お伝えしていますように
大阪府の大阪モデルで→
非常事態を示す赤信号が点灯することが
決まりました。
すべての府民に対し　できる限り→
不要不急の外出を控えるよう呼びかけることを決めています。
安井先生　私たち一人一人は今後→
どういう行動が大事になってくるとお考えでしょうか。
はい。　もちろん　一人一人が
いま一度　マスクの装着と→
手指衛生の徹底っていうのを
行っていくっていうことが→
大切だと思っています。
それから　実際にＧｏ　Ｔｏキャンペーンの→
直接の影響っていうのは低いというふうに
私も思っておりますけれども→
このキャンペーンを　大々的に　全国的に
メディアの方々も取り上げられまして→
そのおかげで　第１波　第２波は　２０代…→
若い人が…中心と言ってましたけれども→
今は　３０代から７０歳代の→
このキャンペーンの対象となってる方々の気持ちが→
緩んでしまって　それが　この第３波で→

大きな影響を与えてるんではないかなというふうに　私どもも感じています。
実際に　飲み会に行かれた方とか
会食された方→
あるいは　カラオケに行かれた
そういった方々が→
…の入院が目立ってますし
感染された方のご家族の方が感染→
家庭内感染して　入院してこられてるな
という印象を持っています。
今　赤信号といわれましたけれども
特に大阪の方々は→
今の状況下においては　できる限り
不要不急の外出は控えて→
できる限り　自宅にいて頂きたいと
思います。
今　家にいることが　近い将来において
たくさんの方々の感染を阻止して→
命を救うことにつながっていく
というふうに私は確信しています。
今だからこそ　一人一人の行動が
とても大事な時期になってきています。
安井先生　今日は　お忙しいところ
ありがとうございました。
ありがとうございました。
「かんさい熱視線」→
今夜は　これで失礼します。
2020/12/06(日) 03:29〜03:56
ＮＨＫ総合１・東京
かんさい熱視線「緊急報告　“第３波”　最前線でいま何が？」[字]

新型コロナウイルスの感染が再び拡大している。命を守る最前線はどうなっているのか。感染拡大を食い止めるために、いま何が求められているのか。緊急報告する。

詳細情報
番組内容
新型コロナウイルスの感染が再び拡大している。大阪府では重症患者専用の病床の使用率が上昇、２６日には１日としては最も多い１２人の死亡が確認された。ＧｏＴｏトラベルの対象から大阪市を目的地とする旅行が外され大阪府は大阪市内の一部の飲食店などを対象に営業時間の短縮を要請している。命を守る最前線はどうなっているのか。感染拡大を食い止めるためにいま何が求められているのか緊急報告。＜関西地方で１２／３放送＞
出演者
【ゲスト】大阪府済生会中津病院感染管理室長…安井良則，【キャスター】近田雄一


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