2020/12/06(日) 08:00〜09:54 サンデーモーニング[字] 死者最多…深刻な感染拡大・大阪は赤信号▽安倍氏を任意聴取へ


んですね、イランの中で。
もっと濃度を
高めた活動をするぞとか
すぐ制裁をやめろという格好で、
今後2カ月という期限を切ってます。
ロウハニ大統領は穏健派なもので
すから、
もう少しアメリカとも
協議をしたいと思っているときに
こういう難題が突きつけられた。
イランでも大統領選挙があるものですから、
我々にとってはバイデン新政権、ま
ずはヨーロッパとの立て直し、
今度は中東問題ということで、アジ

アがちょっとあとに
置いてしまわれるんじゃないかな
という懸念もあります。
田中≫トランプ大統領には余計な
ことをしないで、
この1カ月ぐらいの間だから


おとなしくしていてもらわないと。
現体制に対してマイナスになりま
すよね。
非常に複雑にするんで
ずっと祈るような気持ちで、
トランプさん、とにかく何もしない
でくれ、
何も言わないでくれと、そういう
感じですね。
関口≫12月2日の水曜日です。
フランスの大統領を務めたジスカールデスタン氏が
新型コロナウイルスに感染して、
この日亡くなったことが分かりました、94歳でした。
ジスカールデスタン氏、財務経済相
などを経て
1974年、48歳の若さでフラン
スの大統領に当選。
その若さと実行力から、
フランスのケネディとも呼ばれたことがありました。
関口≫また、先進国首脳会議=サミ
ットの枠組み作り、
各国の首脳が膝詰めで世界の課題
を話し合う場を
設けたのもこの人です。
退任後、EU=ヨーロッパ連合の憲法草案を取りまとめるなど、
ヨーロッパ統合にも尽力しました
が、
大宅さん、何か思い出がありますか

大宅≫今も改めて48歳だったん

だ、
大統領になったのはということで
びっくりしてるんですけど、今、命が長くなってね、
我々、長命になって、
うちの父は1970年に70歳で死んだんですね、
ちょうど50年前ですけれども。
若いと思うけど、そのころの平均寿命なんですよね。
だから寿命が長いと、生きるのも
細く長く
緩むのかなという気がして
いまの48歳の人たち、日本で見てみると
とてもジスカールデスタンにはな
らないし、
世界中のリーダーを見ても、
もうポピュリズムに
おかされていてというので、
リーダーらしいリーダーがほとんどいないということを考えると、
やっぱりあの時代はよかったなと
いうふうに思ってしまいます。
関口≫12月2日の水曜日。
横浜市立大学などの
研究グループはこの日、新型コロナ
ウイルスに感染した人のほとんど

半年たってもウイルスの再感染を防ぐ抗体を
持ち続けるとの調査結果を発表し
ました。
詳しくは杉浦さんがご案内します。
杉浦≫新型コロナウイルスの中和抗体。
中和抗体とは、ヒトが感染すると体

内で作られる抗体のうち、
感染を予防する
働きを持つものを指します。
これまで海外などからは、新型コロ
ナは
抗体が持続しづらいといった
報告がされていましたが、
横浜市立大学などの研究チームが
新型コロナに感染し、
その後回復した20~70代の
およそ400人を対象に調査したところ、
無症状・軽症者の97%、
中等症・重症者の100%に半年後も
中和抗体が残っていたのです。
新型コロナは、変異ウイルスによる再感染の可能性も
危惧されていますが
横浜市立大学の後藤教授は、ウイルスが変異しても
中和抗体を保有していれば感染リ
スクを下げることができるとして
ワクチンの効果にも