2020/12/06(日) 10:05〜10:53 明日へ つなげよう サンドの東北酒場で逢いましょう▽“若さ”で町を盛り上げろ![字]
イベントでは 町を舞台にして アイドルと触れ合える企画も 盛りだくさん!
中でも人気なのが
アイドルが隠れ ファンが見つける…
かくれんぼなの? これ。
フフフッ すごい所にいるな。
自然と 町の名所巡りを
楽しむことが できちゃいます。
すぐ見つかるわ これ。
ハハッ!
アイドルが店の店員になって
おもてなしも。
ほお~ こりゃ珍しい。
若者の気持ちを わしづかみにするイベントを企画したのは 高橋正樹さん。
本業は 老舗の かまぼこ店の社長です。
でかいんですよ。でかいな~。
主に 地元の魚を利用した
かまぼこの製造と販売をしています。
おいしいですよ。
へえ~。
町有数の企業を率いる
経営者。
すごいな 大社長さん。
そうです。
さすがだな~。
でも もう一つの顔が…。
結構 Twitterとかでも…
知らなかったな~。そんな人じゃないと思ってましたもんね。
やっぱり アイドル好き?
自宅を訪ねると… 筋金入りの証拠が!
こっから…
ポスターギャラリー?え?
廊下に ずらりと貼られた
アイドルのポスター。 その数 12枚。
うわ~ 大好き…。
家を新築する時 わざわざ このスペースを作ったんですって。
(笑い声)
すごいな。
フフハハッ!
まさきた~ん!
振り切って これになると
やっぱ楽しいだろうね。そうですね。
高橋さんが アイドルに熱中し始めたのは
震災が きっかけでした。
あ 震災後なんだ。
そうなんだ。
女川町は 人口の1割に当たる
900人以上が犠牲になり→
震災後は 町から人が離れていきました。
特に 若者が減ってしまったんです。
復興には 若者の存在が欠かせないと
考えていた高橋さん。
震災の年の秋に 京都での
アイドルイベントを見る機会があり→
衝撃を受けました。
アイドルとファンによる 若いパワーに→
圧倒されたんですって。
(富澤)え?何が落ちてくんの?
ええ?
すごい。
これが ほしい。
すっかり心を奪われた高橋さんは→
2012年 女川町のイベントで
アイドルグループに 出演を依頼。
すごいね。 動きが はやいな。
そうですね。
当日は悪天候で
集まったファンは 僅か20人。
ですが その光景は
町の人たちを驚かせます。
(高橋)何なんだ この人たちっていって…
もう みんな こう…
アイドル ファン 町民がつながる
手応えをつかんだ高橋さん。
更にイベントを重ね 町を訪れる若者は
どんどん増えていきました。
経済効果も生んでいます。
地元の商店は 若者をターゲットにした コラボ商品を開発。
こちらのコーヒーショップでは
イベントに合わせた ドーナツを販売。
店内には もちろん
アイドルの写真やグッズが。
もう聖地みたいになって…。
…とか なってたんじゃないですかね。お~ これは すばらしい経済効果だ。
花屋さんでは アイドルがデザインした
花を使ったインテリアを商品化しました。
へえ~!
おお!
感謝してます。
すげえな。
アイドル好きが集まる
ビールバーでは 夜な夜なアイドル談義。
今や アイドルがいなくても 町を訪れる
リピーターが増えているんだとか。
あれ町長じゃない?
店内に お気に入りのアイドルの曲が流れると…。♪♪~
♪♪~
あ~ 踊りだしちゃってる~!
ファンの方々の思いがあるところには
アイドルも→
繰り返し行きたくなるんですよね~。