♪♪~
(トーマス)<「きかんしゃトーマス」。→
おなじみのソドーとうとせかいのあちこちで→
きかんしゃたちが だいかつやくするよ>
ヤッホー!
♪♪~
ともだちといっしょになにかをするのって たのしいよね!
ぼくもイタリアで
たくさんのともだちが できたよ!
でも ときには さいこうのコンビでも
うまくいかないことがある。
(きてき)
さあ だいぼうけんにしゅっぱつしんこう!
♪♪~
<…という おはなし>
(きてき)
チャオ ベッペ!
ジーナが たのまれた
しごとなんだけどさ…。
(ロレンツォ)トーマス! ベッペ!
きいたかい?
あのでんせつてきな オペラかしゅ
デイム・ベラ・カントさんが→
つまり せかいさいこうの
すばらしい うたひめが→
おんがくさいに しゅつえんするために
やってくるんだ!
デイム・ベラさんと
オーケストラのひとたちを→
げきじょうまで
おつれしなければならんな!
そして そのやくめに
いちばんふさわしい きかんしゃは→
このわたし ロレンツォなり!
(ベッペ ロレンツォ)♪♪「ラ~」
(きてき)
ロレンツォ! まって!
ベラさんとオーケストラの おむかえは
もうジーナが たのまれてるよ。
なに!?
ざんねんだったね。
ジーナが? ああ~ デイム・ベラさんと
いっしょにうたうのを→
ものすごく たのしみにしていたのに…。
(ベッペ)ロレンツォには ぼくがいるじゃないか。
いつだって いっしょに うたっちゃうよ!
でも デイム・ベラさんみたいなかしゅを おつれするのは→
すごく めいよなことだ。
だいスターだからね… あっ。
(ベッペ)おおっ。
わたしが たのまれなかったわけはな→
きみのせいだ ベッペ!
ぼく?
そうだ! ロレンツォとベッペは→
いつでも いっしょにいるってまわりから そうおもわれてるんだ。
もし わたしひとりだったら
このロレンツォに たのまれていたなり!
だって あんなだいスターを きみみたいな
ちいさな きゃくしゃなんかに→
のせられるわけがない。 だろ?
そんないいかた ないでしょ!ぼくは ちいさいけど はたらきものだよ。
あっ。
ああ ベッペ?こんなふうに ケンカするのは やめよう。
たしかに きみのいうとおりだ。
デイム・ベラさんははたらきもののきみに のりたいはず。
ほんとに?
わたしは ぜんぜん きにしないからな。
ジーナのもとへ いくといい。
ああ きみは そうすべきだよ。
(せきばらい)
(デイム・ベラ・カント)おとしては ダメよ。
どいてくださる?
このひかげは アタクシのものです。
アタクシは ソロかしゅなんだから。
このばしょは ひとりでつかうのいいわね。
(きてき)
おそかったわね!
ようこそ いらっしゃいませ ベラさん!
おあいできて こうえいで…。
(きてき)
あ~ら。
まあ! アハッ。
こんなちいさな きゃくしゃにのっていくなんて ごめんです!
アタクシは
あちらのれっしゃで いきますわ!
えっ わたしですか?
ぼくを だましたんだな…。わたしは なにもしてない。
デイム・ベラさんが
わたしをえらんだだけだ!
それにだ たまには
べつべつに はしってみるのも→
いいんじゃないか。
その… きぶんてんかんにだ。
(せきばらい)
アタクシは ソロかしゅよ。
ここには ひとりで のります!
そっちのきゃくしゃに のって。
(ジーナ)じぶんが ほかのだれよりも
すぐれてると おもってるのは→
どうやら