それこそ沖縄しかり、今、九州のほうも
大分とかがかなり増えてきちゃっ
て、
そこはもう医療体制、かなり厳しい
状態で運営されてるんですよ。
どこから人を持ってくると、こうい
うときに今、
全国的に拡大が起こっている状況
ということは、
どこかから人を持ってくるのは非
常に難しい状況なんですね。
やはり今までも1波とか2波とい
ったときに
ピークを少なくして
時間を稼いで、またその間に整えて作戦をという、
そういう作戦を練るということを
やったはずなんですけど、
それが現実に生きていないという
のが
今の現状になっているんだと思い
ます。
橋下≫小林さん、確かにコロナに限
っては
全国的な拡大ということがあるん
でしょうけど、
医療機関の3割ぐらいは受診控え
に遭ってしまって、
患者さんが来なくて、経営赤字で、
コロナに対応していない病院が
赤字になって今、大変だというのが
大きな
問題になってるじゃないですか。
そういう人たちを強制的に、一方的にやるのは
議論があると思うんですけど、
受診控えで経営的にかなり苦しいというか、
ボーナスも出せないようなところ
の病院にも
協力を願って、コロナの大変なほう
に移ってもらうとか。
医師会もできないと思うんですよ、
自治体もできない。
誰ができるかっていったら、最後は
内閣、菅総理。
政府しかできないんですよね、こう
いうのは。
小林≫ただ、医療従事者側の観点か
らすると、
そこまで感染対策ができるスタッ
フが
いるかということも大きいんです。
これはすぐには整えられなかったので、
こういう波が来る前に、そういうよ
うな人たちも
感染対策をとれるようなトレーニ
ングをしながら
こういう準備を備えることも本当
は必要だったんですよね。
志らく≫今すぐはできないわけで
すよね、
次の4波、来年の春に向けてなら
まだ時間があるからできるのかもしれないけど、
今、この現状をどう乗り切るかとい
うと、あとは
医療崩壊を指をくわえて待つとい
うだけになってしまうんですか?
小林≫今、もちろん重症者も増えて
きているんですけれども、
ある程度、患者のコントロールも
できていますので
そこを何とか山を持ちこたえるよ
うにすると。
その間に、できるだけ新規の患者さ
んを
なんとか減らしていく、特に中高年
の方の感染者を
減らしていくということをしてい
かないと
そこは山が越えてしまうと。
神田≫映像にありましたが、高齢の方がコロナに感染されると、
ふだん介護を受けている方の介護
士さんがすべき仕事も
看護師さんがされてるってことに
なるんですね、
おむつ替えたりとか。
小林≫感染対策の問題からそこら辺は
できないことですので、
そういう方たちはやはり病院で看護師が見ていかないといけない。
絶対的な感染対策にかかわる人材
が不足しているというのが
今の現状なんですね。
橋下≫患者さんを減らしていくのはもちろんそのとおりだと
思うんですけど、
看護師の異動に関しては、特措法でも
解釈がいろいろあると思うんです
けど、知事が要請を出して、
医療従事者のほうに要請ができる
規定が
緊急事態宣言の前にできるという
規定が
僕はその法律をフルに使って人を