に、なぜ号令を出さないんですか。
橋下≫だから責任問題になるじゃ
ないですか。
ある意味、法律を緩くというか、法
律を無視していいなんて
誰が言えるかですよ。

これも言えるのは最後、総理しかいないんですよ。
淳≫でもその責任を取るというこ
とを、政治家の方は
信条として政治家になられている
のに、
なぜ、ここで、今まさに手腕を振る
ってくださいと
いう時じゃないですか。
それは責任を問われることはあるかもしれないけれど
いや、今、自分しかできないという
ことを号令として
発してほしいですね。
志らく≫それができるのがすばらしいリーダーですよね、本当の。
橋下≫でも今ここで、法律をある程
度無視しても早急にというと
こういう感じで、ここで言ってます
けど、またこれが
他局に行くと、法律越しってどうい
うことや！？って大声で
またワンワン言うコメンテーター
もいっぱいいるじゃないですか。
この今、朝の番組でもね。
政治家と言えども人間なので
法律をある程度無視してもいいと


いうのは、なかなか
政治家としては言えないかもしれ
ないですね。
淳≫スピード感を持ってやらない
限りは、
結局対応できていないのが、
１波、２波、３波も同じようなことをずっとやってるわけですからね。
誰かがやらないと。
小林≫正直申し上げて、コロナに今まで対応してきた病院が
軒並み赤字になっているんですよ。
大きな大学病院でさえ、かなりの赤字になってるので
これを早く手当をしてあげるとい
うことをしないかぎり、
それこそ看護師の募集とか、工面と
か、そういうこと、
なかなかここには手が回らない。
何とか自分たちで、これを乗り越えていかなければならない。
そうすると現場は悲惨な状態で勤
務をしているので
そういうところは本当に厳しい状
態だということを
皆さん理解をしていただきたいで
す。
淳≫もどかしいですよね、ここお金
ありますからね、
２兆７０００億円もある。
橋下≫政府が直接配ったらいいじゃないかという考えも
言われるんですが
これもほぼ無理なんです。
政府は日本全国の病院の状況なん

て把握していませんから、
これ、都道府県ごとに各病院の状況
を把握してもらって
申請書を受け付けてもらって配っ
てもらうやり方しかないんですよ。
あとは政府が、コロナ対応の病院と
とにかく緊急に
作らないといけないという思いが
あるんだったら
ある程度、法律のところはちょっと
目をつぶれと。
先に配ることを優先してくれとバ
ーンと言えるのは
総理しかいないです。
ハセン≫ここでもう一度、全国の医療現場に目を向けてみます。
若林≫こちらのモニターにグラフ
が表示されています。
全国の重症者数ですが、
最も多くなったのはおととい、１２月５日の５２０人となっています。
こちらは８月の２５９人、
そして春の緊急事態宣言下の３２８人を大きく超えています。
同様に死者数も見てみますと、
最多となったのは１２月４日の４５人ということで
第１波、第２波と言われているとき
よりも多くなっている現状です。
ハセン≫加えて各地の重症者用の
病床使用率です。
各地御覧いただきますと、逼迫しつ
つあるというのは
以前からお伝えしているとおりで

す。
ですから、小林先生、
一人一人がかからないことを徹底するのは当然ですし
ここの数字、使用率を下げるという
のは
すぐにはできることではないです
もんね。
小林≫厳しいと思います。
なぜ厳しいかというと、
２つ要因があって、１つは今まで若