2020/12/07(月) 08:00〜09:55 羽鳥慎一モーニングショー[字]


羽鳥≫人口密度はどうですか。
玉川≫人口密度が高いほど
感染が広がりやすいのは
これは事実でしょう。
専門の方にお伺いしていただければ
分かるんですけど
ただ、人口密度の問題は
例えば、中国で
なぜ人口密度が
武漢のように高いところでも
抑えることができたのか。
まずはロックダウンを
やったからなんですね。
1月から4月までの間で
強力なロックダウンをやりました。
だから、ロックダウンは
機能するということです。
羽鳥≫玉川さんに

反対するわけじゃないんですが
中国でできることが
日本でできるか。
それについては。
玉川≫僕、途中までしゃべってたんだけど
さっき言ったように
日本ではまず短期的なロックダウンが
有効だと思っています。
そこで減らしたあとで検査をして
残っている人たちの中の
感染者という人を
見つけ出すと。


結局、今でも自宅待機になっている人が
ものすごく多いんですよ。
結局、これも
政治家からのアナウンスが
大事だと思うんですけど
軽症の人はある種
家にいてくださいということを
やらなければいけないくらい
感染者が多い状況かもしれません。
収容しきれないから。
でも、それに当たっては
僕は本当は
アビガンが承認されれば
それを渡して
家にいてもらうのが
僕はいいと思っていますけど
ただ、厚労省はそれを嫌がってますけどね。
石原≫実際の話
ロックダウンって
例えば日本の4月、5月って
ロックダウンまでは
いかないけど、かなり皆さん
我慢してあれをやった。
そして、結局その結果が
これじゃないかという思いが
あるんです。
そうすると
あれは生ぬるかった。
中国のほうがもっと徹底的にやったんじゃないか。
そうしますと、あれと同じことを

今からやったとして
これから、やるんでしたら
2週間なんてものでは済むわけないじゃないですか。
ひと月なのか、ふた月なのか。
ヨーロッパは
どんどん伸びてますよね。
それをやるのかと。
そこまでやれるのかと。
僕は病気に対する気持ちって
いろんな格差が
あるんじゃないですか。
これができるんだろうか
中国はできますよ。村に1人も入れるなって。
だけど、そういうものが
できるんだろうかって
考えたときに…。
玉川≫僕はそれは
逆なんだと思います。
中国にできることが日本にできるかじゃなくて
中国にできることは
日本にもできるはずだと。
日本だったら可能だと。
そのために1回何ができるかを考えるべきだと思います。
山口≫社会主義国で日本みたいな
保障なければ休業なしみたいな
全く関係なく
経済圏的な補償とかもなく
このマンションで1人感染したら
全員休みなさいみたいな集団監視システムと
プライバシーというのをある程度

放棄しているというシステムを
果たしてとれるのかということと
良純さんがおっしゃるように緊急事態宣言とか
ロックダウンって
全ての人に
公平に負担を
強いているわけではなくて
感染のリスクのある
ある意味、年金生活者の方とかは
それで収入も変わりませんし