2020/12/07(月) 08:00〜09:55 羽鳥慎一モーニングショー[字]


ハイリスクの方を守りながら
若い方を
犠牲にしているところがあると。
そういうふうに考えると
政策的な作り方は
全く別にして
犠牲のあるほうに対して
一律みんな10万円
特別給付金だとかじゃなくて
本当に手厚い補償を
しないといけないとか
いろいろな工夫が
必要じゃないかなと。
羽鳥≫北村先生は。
北村≫基本的に今、良純さんがおっしゃったのとは
僕は反対で
第1波といわれる時の
ロックダウンのような
皆さん、ステイホームしてくださいっていう
4月、5月のあれは



グラフを見ていただければ
分かるように
非常に効果があったわけです。
もちろん、ぴたりとゼロにまで
なったわけではないですが
第2波の時のような
中途半端に終わったというよりは
第1波はしっかり
抑え込んだということです。
あの時は
学校も休校になったりして
非常に国民に対する負担が
高かったので
今度はもう少し
負担に耐えられるような
緩いというかメリハリをつけた
ロックダウンをすればいいのと
あと、よく
ハンマー&ダンスなどと言われて
流行が高まってきたら
ハンマーを打つがごとくに
とにかくしっかり抑え込む。
それが収まったら今度は経済を回す。
ダンスするというんですけど
あの根本は、ダンスしながら
ハンマーを打って
成功したことは一度もないので
あれはハンマーとダンスは
交互にやれという意味であって。
だから私は今の状況は

ひょっとしたら
ダンスしながら
ハンマーを打っているという
とんどもなく奇妙なことを
やっているんじゃないかと
危惧しています。
石原≫先生誰だって分かるんです。
あれが有効だったことは。
有効だったことは分かるんですけれども
じゃあ、その時のことを踏まえて
これから、これを強いることができるのか。
特に若い人に、君たち
死んでしまうかもしれないと。
いやいや
死なないよと私たちは。
10代の死者は
ゼロじゃないですか。
僕なんかは結構、本当に
危険を感じているわけです。僕らの年代、60歳だと
大体重症率が2%
致死率が2%。
4%、死ぬほど苦しい目に遭う。
ということは25人に1人ということは
クラス会をやったら1人ぐらい
あいつ死んじゃったよと
なるんですよ。
だから、僕らは必死なんだけどそれと同じことを
今、言って
受け入れてもらえるのかなと。
北村≫私は

受け入れていると思います。
私、大学で若者たちと授業したり
触れ合うことありますけど
私は本当に頼もしい若者たちと
思っているので
本当にやってくれると
僕は思います。
石原≫でも、やっぱり
その中で公立の学校は
ロックダウンをしないと。
授業は止めないということを
決めたわけじゃないですか。
そうなると、完全なるものじゃないわけですよね。
北村≫それは、子供さんから
大人にうつるということは
比較的というか
かなり頻度が低いとか
いろいろな
分かってきたことがあるので
学校は