この検査についてですが。
玉川≫これ、本当に
素晴らしいと
僕は思ってるんですね。
羽鳥≫画期的ではあるなと
思います。
実際に利用者が多いわけですから。
玉川≫公衆衛生的にもずっと
私も検査を拡充すべきだと
キャパシティーを上げるべきだと
言ってきたんですけど国がやらないんですね。
やらない以上
例えば、地域を区切ってその中で希望者全員の検査を
するっていっても
キャパシティーがないので
できなかったんです。今まで。
でもこういうふうな形で
木下グループみたいなところが
これだけの規模の検査を始める。そこだけじゃなくて
例えばソフトバンクも
いずれ、個人の検査をしたいと言っています。
そういうところが増えていくと
キャパシティーが増えるので
政策を転換した時に
やろうというふうなことになったら
やれるというふうなことは
1つの大きいことだと思います。
それから、もう1個気になるのは
この3日間で
大体1%から1.5%の
感染疑いがあるということですよね。
つまり陽性がそれぐらい
出たということなんですけど
いわゆる、さっきお話があった
偽陽性に関しては
世界中のいろいろな論文とかを
見ると、大体
1万件から10万件に
1件ぐらいの率だろうと
偽陽性の率は。
もちろんゼロではないんですけど
かなり低いっていうことが
だんだん分かってきているので
僕は、ここではあんまり
気にする必要はないかなと
思っています。
あと、もう1つ良純さんもおっしゃったように
無症状者に対する検査は
非常に有効だっていうことが
だんだん分かってきまして
これもコロラド大学と
ハーバード大学の研究論文が
載ったんですけど
ここを見ても
精度よりも頻度だと。
どれぐらい
そこにアクセスしやすくて
頻度がどれくらい高くて
というふうなことが
感染を抑えるためには
重要だということを
今もう、論文として
出てきているんですね。
なので、だんだん
世界的な知見が
検査に関しても
分かってきている部分があるので
僕はさっき言った
ロックダウン的なこと
それから
検査の感染を抑える意味
こういうふうなものを
ベストミックスした。
日本のベストミックスを
作れるんじゃないかと僕は知恵を出せば
できるんじゃないかと
思っています。
羽鳥≫頻度を
増やせばいいというのは
前から分かっていますが
増やしたら
お金がね…っていう問題が
今回、2900円なんだとなるとちょっと増やせるのかな。
お医者さんが入っていない
行政検査みたいなのって何で、何万もするんだ?という
そこの部分だとは思うんですが。
頻度を増やすということを考えると
ちょっと現実味が
増してきたというか。
北村≫今までも一部の区などが
区民全部やろうあるいは区民の看護師さん
介護に携わる人をやろうと
思った時に
いつも壁になったのは
お値段が10倍くらいの予算。お一人3万くらいのイメージで。
でも、とんでもない。
そんな予算出せませんと
断念していた方々も
このお値段だったらやれるという
そういうことが現実味を…。