2020/12/07(月) 08:00〜09:55 羽鳥慎一モーニングショー[字]
頻度ができるという。
あとは玉川さんがおっしゃった
偽陽性。
つまりウイルスは体の中に
本当はいないんだけど
どうしても特性上
陽性になってしまう方は
症状がある、あるいは
濃厚接触者っていう方だけの時の
割合と、こういうほとんど元気で
ピンピンしていて周りに濃厚接触者も
誰もいません
というような人が受ける時では
ちょっと割合が違うので
込みにして計算したりあるいは
どっちを対象にした計算かは
研究で多少はばらつくと思うのでいずれにしても
検査を受けた時に
ほとんどの人は自分が陽性になると思っていない人が
受けているので。
3000円払えば受けられる。
陰性になったら何かしようと
思って行くので
陽性になった時のことを
しっかり考えてから
受けてねというのが
私からのメッセージとして伝えたいです。
玉川≫感染率も
1から1.5というのは
世田谷区が
いわゆる介護労働者に対して
行った検査でも
1.3%だったんですね。世田谷区で。
だから、これはもしかしたら
本当にこうなんじゃないかと
僕は疑ってしまいますね。
1日2万件の検査ができるということになると
例えば、プール方式を
取り入れることができたら
それの4倍になるので
1日8万件、木下グループでも
プールでやろうと思ったら
それぐらいできるということなので
やっぱり木下グループが
先例をつけたということは
素晴らしいと思っています。
羽鳥≫これは先例となってこれからいろいろなところに
広がっていく可能性もあると。
大阪の状況を見てみたいと思います。
自粛要請が出た
初めての週末でした。
ここからは大阪府
新型コロナ対策本部の会長で
大阪府病院協会会長の
佐々木洋さんに
お話を伺います。
佐々木さんよろしくお願い致します。
さて、大阪の重症者数ですが
増加しております。
昨日の時点で141人。
過去最多となっています。
政府の分科会が示す
感染状況6つの指標
ステージ3、4というのが
こうなっております。
オレンジ、ステージ3
赤、ステージ4。
大阪はステージ4を
PCR検査の陽性率以外で
全て上回っているという
状況です。
佐々木さん、この状況について
どうお感じでしょうか?
佐々木≫感染者数そのものは
頭打ちになっている
そんな気がします。
ただ、重症者の数が3日前は139人だったんですよ。
一昨日は131人に減りまして
ちょっと頭打ちかなと思ったら
昨日また141人ということで
また増加しております。
この6つの指標があります。
政府の分科会が示したもの。
この中で
最も危険な状態というのが
重症者の病床占拠率だと
思います。
ただし、これは
前から言いますように
最大確保病床数の占拠率であって
これが65.5%で
当然、ステージ4なんですが
実際の実働稼働病床数からすると
もう90%近いんですね。
羽鳥≫実際の使えるベッドを考えると90なんですね。
佐々木≫極めて危険な状態で
あると思っていまして
この重症者数が増えますと
当然、死亡者数の増加に
つながるということです。