2020/12/07(月) 08:00〜09:55 羽鳥慎一モーニングショー[字]


実は世界各国の今までの対策の
成功例、失敗例を踏まえてない
そういうふうな判断になりつつあると
僕は思っています。
石原≫玉川さんにお聞きしたいんですけど
成功した国って例えば
ニュージーランドみたいなことを
いってるんですか。
それとも中国のことを言っているのか…。
玉川≫このレポートの中では


成功した国というのは
中国、シンガポール、台湾
韓国、タイ、ベトナム
オーストラリア
ニュージーランド
アイスランドでした。

例えば、致死率とか
そういうふうな国と比べても
日本の何倍なんですよ。
だから、韓国は成功した国に
入っていますね。
このレポートの中では。
石原≫中国のやり方というのは
なかなか自由主義国家では
できない、あのやり方は
それをまねて
少しでもやろうとする
ヨーロッパの各国があるけど
なかなかうまくいかないっていうのが
現実じゃないですか。
あそこまで徹底することが
日本でできるのかという。
玉川≫それは工夫次第で前も僕、言いましたけど
例えば、この地域で検査を
やりますよというと6割以上の人が
積極的に参加してくれると。
そこから感染者が出るとそれを知ると
私も私もという形でみんな検査を
してくれるようになると。
だから、強制をしなくても

日本でも
十分できるだろうという話と
それから、今成功した国と失敗した国を
比べていますが
それを見ると、結局は
中国みたいに大規模な検査を
やった国にしても
それから
ニュージーランドのように
ロックダウンを
がっちりやった国にしても
目指しているのは
1回、確実に根絶させると。
ウイルスがない状態に
1回は持ち込んだ国が
成功しているんですね。
羽鳥≫山口さんはどう思いますか?
山口≫私は確かに
おっしゃるとおり
抑制している国のほうが
全体としては経済的に
成功しているのかもしれないと
思いますけど
韓国とアメリカを比べると
GDPの対前年比が
マイナス3%って
同じぐらいになっている。
果たしてそれが日本で
玉川さんがおっしゃるような
感染者をゼロにするということが

果たして、日本で
できて、する必要があるのかは
検討する必要があるのかなと。
ニュージーランドは
素晴らしいとは思いますけれども
東京の1平方メートル当たりの
人口密度って
6400人ですよね。
石川県は84人です。
ニュージーランドは
18人なんですね。
人口密度とは
関係ないかもしれませんけど
ニュージーランドと同じように
ゼロにすることが
果たして可能なのかということと
致死率1%ぐらいの感染症で感染者をゼロにするまで
経済をずっと止めておくことが
本当に効果的なのか。
それによって、金融危機みたいな
構造的な連鎖倒産
構造的な危機になるという
そういう可能性はないのかということを。
玉川≫それに対しては
同じレポートの中に
ロックダウンズワークと
書いてあります。
ロックダウンは機能しますと
ここでまた
別に述べているんですね。