こんばんは。首都圏ネットワークです。
まずは新型コロナウイルスです。
都内では、おととい土曜日に
これまでで最も多い584人の
感染が確認されるなど
感染の拡大が続いています。
都内では、きょうも午後3時時点の速報値で新たに299人の
感染が確認されました。
都によりますと感染が確認されたのは
10歳未満から90代までの男女
合わせて299人です。
年代別では
20代が74人、
30代が57人、
40代が43人、
50代が41人、
60代が20人などとなっています。
一日の感染の確認が300人を
下回るのは先月24日以来ですが、
土曜日や日曜日に休診の医療機関
が多く比較的少なくなる傾向の
月曜日としては
3週連続で300人前後と
なりました。
これで都内で感染が確認されたのは合わせて4万4003人に
なりました。
一方、都の基準で集計した
きょう時点の重症の患者は
きのうより1人増えて
55人でした。
このほか関東各県の感染状況です。
埼玉で91人、
神奈川で65人、千葉で53人
などとなっています。
続いては政府が勝負の3週間として感染対策の徹底を
呼びかけてから
2週目の土日となった
おとといときのうの人出について
です。
携帯電話のデータで分析すると
東京近郊の観光地で
前の週に比べて人出が増えた場所
があることが分かりました。
おとといときのうの関東各地の
人出を
前の週の土日と午後3時台で
比べたデータです。
神奈川県の箱根湯本では36%、
静岡県の熱海温泉では28%、神奈川県の片瀬西浜海水浴場では
22%といずれも増えていました。
一方、主要な駅の周辺や繁華街では大きな増減が
見られないところが多く
大宮駅周辺で6%、
渋谷駅周辺で3%、
横浜駅周辺で2%、いずれも減少していたほか
東京駅周辺と新宿駅周辺では
それぞれ1%増加していました。
一方、新型コロナウイルスの
感染者の集団・クラスターの発生が
これまでにない勢いで
増えています。
厚生労働省は
毎週、報道などをもとに
自治体がクラスターと認定した
事例や2人以上が感染した事例を
まとめています。
先月末までのおよそ1か月間に全国で確認された
クラスターなどは
合わせて814件に上り、
295件だった、その前の
およそ1か月間の2.8倍に
増えました。
このうち特に懸念されているのが
地域の医療提供体制に重大な影響
が生じる
医療機関での発生です。
医療機関でのクラスターなどは
先月末までのおよそ1か月間で
合わせて105件と
31件だった
それまでの1か月間と比べて
3.4倍となっています。
厚生労働省は
感染が拡大している地域に
クラスター対策の専門家を
派遣するなどして
自治体による封じ込めを
支援しています。
医療現場でも広がる感染。
患者の受け入れをこれからも
続けることができるのか
心配になりますが、
都内の入院患者は
きのうまでの3日連続で過去最多
を更新しています。
東京都医師会の猪口正孝副会長は
入院患者が一気に増えていること
に危機感を示しました。
増加する入院患者の数。その推移を見てみます。
先月までで最も多かったのは