2020/12/07(月) 21:54〜23:10 報道ステーション “医療危機”の大阪・旭川に自衛隊「災害派遣」へ[字]
そんな中、きた!
今、最も短距離勢いあるのが…。
どこまでいくか…僕は本当は止めないといけない。
ごめんなさい!
祥秀さんですが。
≫今年の陸上男子100m
桐生祥秀さんが、ひときわ大きな存在感を放ちました。
シーズン初戦から…。
この速さ、10秒04という好タイムを記録すると
今年一番のビッグレース
日本選手権でも優勝。
4戦走って3勝と安定した強さを
見せつけたのです。
実はこの好調ぶり
ある心境の変化が
大きく関係しているといいます。
松岡≫そう以前の桐生さんはというと
日本人で初めて
10秒の壁を破るなど
偉業を達成する一方
日本選手権では去年まで5年間優勝なし。
意外にも勝ち切れない試合が多く
成績にムラがあったんです。
そんな桐生さんが
一体、どうして変わったのか。
きっかけは新型コロナによって
相次いだ大会の中止でした。
松岡≫自分が
陸上ができなくなったら
何が残るのか。
そんな危機感を抱いたのには理由がありました。
それが2018年のプロ宣言。
プロとは大会の賞金やスポンサーの支援によって
活動する選手のこと。
桐生さんもプロとして結果を残すことで
収入を得ていますが
新型コロナの影響で
いつ競技ができなくなっても
おかしくない。
だからこそ競技が再開すると
こんな誓いを立てたといいます。
松岡≫競技と本気で
向き合うようになった桐生さん。
今年の日本選手権は
誓いを証明する大会になりました。
この大会には
自己ベスト9秒98の小池さん
10秒03のケンブリッジさん
10秒07の多田さんといった
実力者たちが出場。
さあ、桐生さんの走りをよく見ていてください。
激戦を制したのは桐生さん!
スタートで出遅れたもののここから、ぐんぐん加速!
2位との差
わずか0秒01という接戦を
見事に勝ち切ったのです。
新型コロナをきっかけに
かつてない勝負強さを手に入れた
桐生さん。
でも、心境の変化は
それだけではありませんでした。
松岡≫自粛期間に
より力を入れたのは
SNSでの活動。
こちらは、最新のトレーニングを公開したものです。
標高2100mと同じ環境という
低酸素の屋内プール。
水中での走り込みで
全身の筋力アップを図ります。
松岡≫オンラインでの
陸上教室を開いたり
新たな交流を持つことが
モチベーションアップに
つながったといいます。
松岡≫人々の思いを背負い走ることに目覚めた桐生さん。
来年に向け
大きな手応えを感じていました。
松岡≫今シーズンは
桐生さんにとって
自分の考え方を
整理する時間になった。
コロナ禍で普段だったら
気づけなかったことを
感じれたと思うんですね。
今までは、周囲を
見ることなく
自分の思いだけで走っていた。
それが、自分は
一体、何ができるんだろう
何がしたいんだろう
問いかけることによって
周囲の思いを背負いながら
彼は走れるようになったんです。
小木≫自民党の二階幹事長は
政府・与党が年明けの通常国会を
1月18日に召集する方針だと
明らかにしました。
新型コロナウイルス対策などが
盛り込まれた
追加の経済対策となる