2020/12/07(月) 21:54〜23:10 報道ステーション “医療危機”の大阪・旭川に自衛隊「災害派遣」へ[字]
職員と利用者全員を調べたところ利用者6人の陽性が
判明したのです。
そのうち4人は入院しましたが無症状の3人は
調整が難航し
今も施設内の個室で生活しています。
≫職員は
県の専門チームの指導を受けて
対応に当たっていますが
食事や着替え
排泄などを介助するため
接触を避けるのは難しい状態です。
≫一方…。
週末の昨日東京の繁華街では
人出が大幅に増えていました。
昨日午後10時台の都内の人出は1週間前と比べて
渋谷センター街で59.2%
六本木で19.2%の増加となっています。
≫年末に向かうにつれ
感染は、ますます広がるのではないかという懸念。
そうした中
感染予防に動く専門家がいます。
≫感染症予防の専門家
岩室紳也医師と
リスク管理の専門家
西澤真理子さんです。
この日、訪れた整体の店では…。
≫岩室医師と西澤さんがこの取り組みを始めたのは
第2波が起きた7月からです。
現在、活動はボランティアで行い
寄付を募りながら
さまざまな場所に出向いています。
横浜市にある
イタリアンレストランでは…。
≫ピザ窯に
強力な排気装置があるため
店内の空気も一緒に排出されると
指摘されました。
以前は開けていた
ドアを閉めていても
安全だということも
教わりました。
徳永≫ここからは
感染症学がご専門の
国際医療福祉大学
松本哲哉主任教授に
お話を伺っていきます。
先生、よろしくお願いします。
まず、医療体制の
ひっ迫が続く
大阪が今日、自衛隊に看護師の
派遣を依頼したということで
明日以降
北海道ということなんですが
松本先生は
この状況どのようにご覧になりますか。
松本≫自衛隊に、これだけ
派遣を要請するというのは
ある意味、先ほど
旭川市長も言われたように
本当に最後の手段だと思います。
それだけ医療現場にその地域の人たちが
そう簡単には集まらない。
ほかの地域も
当然、そこで働いている人たちは
いっぱいいっぱいだと思いますので
施設を作ったからといって
いきなり、じゃあ協力しましょうと
簡単に数が集まらない。
それ以外に呼びかけてもなかなか難しいということなので
それだけ簡単に言えば
人の不足が、かなり
深刻な状況になっていることは
間違いないと思います。
小木≫簡単に解決するような
策はないという状況の中で
各地で医療のひっ迫が
非常に深刻になっていますが
ご覧のとおり、日に日に
亡くなっている方が
増えているんですよね。
第2波の夏のころと比べても非常に明らかなんですが
11月下旬ぐらいから
ぐっと急増していて
今月の1日には41人
それから4日には45人と1日で亡くなっている方が
これだけ確認されている
ということですが
松本先生、今後は
どうなると思ってますか。
松本≫まだこのまま感染者数が
そう簡単に
減らないと思いますので
それが、ずっとこの状況で
続くならば
当然、重症の感染者も
多いですし
更に、亡くなる方も
これ以上に増えていく可能性は
十分あると思います。
小木≫どのような方が