お亡くなりになっているのかというと
分析した内容なんですが
これは東京都の11月から昨日までの
亡くなった56人の
データなんですが
死者56人について
年齢別に見ていきますと
やはり高齢の方が多いですね。
70代、80代。
80代が一番多くて
19人でした。
基礎疾患があった方というのが
56人中52人ということで
ほとんどの方に基礎疾患が
何らかあるということですね。
その中でも
ちょっと色を変えていますけども
糖尿病という方が8人。
そして、腎臓に何らかの疾患があるという方が7人と
ちょっと
目立っている感じがします。
これは新型コロナと
何かつながりがありますか?
松本≫まず、こういう
糖尿病ですとか
腎臓病の患者さんは
新型コロナウイルス感染症の重症化の
リスクが高いということは
前から言われています。
そういう意味では
確かに亡くなる方に
こういう人たちが
含まれていることも
うなずけるんですけど
やっぱり日本では糖尿病の患者さん
それから慢性腎臓病の患者さんが
かなり多いので
多いことが、1つは数にも
反映しているんだと思います。
やはりこういう方は
免疫機能も落ちていますので
やはり感染症に対しての抵抗性も
弱いということも
いろいろ重なって
こういうふうな
亡くなる方の基礎疾患に
関わっている部分が
大きいんだと思います。
徳永≫高齢者や基礎疾患がある方が
重症化につながりやすい
ということも
分かるんですけど
一方で高齢者施設ですよね
そこでは、相当
全国的にかなり厳しい感染対策が
今も続けられているとは
思うんですけども
それでも
クラスターが起きてしまうのは
なぜでしょうか。
松本≫高齢者施設を
私も訪ねることもありますけども
病院と比べれば感染対策は弱いです。
中に入っておられる
例えば入所者の方は
マスクしてくれって言っても
なかなか高齢者の方々は
しづらいということもあります。
施設の方も本当に一生懸命やってはくれていますが
そうはいっても
例えば、いろんなマスクだとか
ガウンだとか防護服も
ふんだんに
あるわけじゃないです。
やっぱり、いろんなサービスを受けるためには
場合によっては
外から入ってこられる方が持ち込む可能性もありますので
あとは何らかの発熱者がいても
すぐ簡単には
検査を今まであまり
受けられなかったという
実情もあります。
そういう意味ではクラスターが発生するというのが
遅れたりして、気づいたら
結構、多かったということもあり得ると思います。
小木≫どこからか
入り込むっていうのを
抑えるためには
やはり市中感染そのものを
どんどん抑えていかないと
いけないということに
当然、つながってくると
思うんですけど
今の東京都の感染者数の
4月からの推移ですが
何らかの対策をすると
減ってきているという状況は
確かにみえるんですよね。
4月のころから時短要請があって
減ってきていると。