あるじゃないですか。
これは要請があった場合
というのは
すぐ来てくれる
というものでもないんですか。
どうなんでしょう。
≫そのあたりですけれども
元自衛官の自衛隊の
看護官の大久保さんに
取材をしているんですが
素朴な疑問ですよね。
ちゃんと対応できるのか。
そして、さきほど小倉さんも言いました
すぐ来てくれるのか
というところです。
ちゃんと対応できるのか。
もちろんできると思いますが
こういった訓練をしているので
自信があるということです。
年に１度、必ず行う
有事を想定した訓練
というものが、この自衛隊の
看護師の皆さん
行われているということで
そちらの映像があります。
ご覧いただきたいと思います。
こちら
今年行われた訓練なんですが
不審な男が地面に
何か物を投げつけて
そして周りの方々が
倒れてしまう
というような、こういう状況。
おそらく、これ、細菌兵器とか
いろんな化学兵器、そういったテロを想定したものだ
というふうに
思うんですけれども
こういったことを想定して
自衛隊の看護師の皆さんも
訓練をしている
ということなんですね。
倒れた後。こちらは
照井さんどうですか
看護師の方々。
≫こちらは警察の
いわゆる、特殊テロですね。
化学とか生物とかそうしたテロに最初に対応する
専門部隊です。
≫この防護服を着ていらっしゃる方々は看護師の皆さんでは
ないということですね。
こういった方々が
救助をした後に
出てくるのが
自衛隊の看護師ということです。
照井さんこれは
何をされていますか。
≫これは先ほどの
警察の調査により
化学物質が拡散されたので
当面の
けが人の対応をしなさい
ということで
通常の感染防御の体制で
取り組んでいるという
傷病者の対応を
しているということです。
≫青い服を着ていらっしゃる
皆さんが
自衛隊看護師ということですね。
女性の方が結構多いのかな
という感じがします。
≫この状況で、標準的防護策
ということですから
もし、これが大変な
細菌兵器であったりとか
そういうものである場合
というのは
大変ですよね
自衛官の皆さんというのは。
≫まず、基本を徹底と
基本の絞り込みが
すごく得意なんですね。
つまり、必要な、
これだけはしなさいという
基本を、がっと絞り込んで
これだけは徹底させると
例えば、最初に
ダイヤモンド・プリンセスの
患者を
受け入れたときは
頭から首まですっぽり覆う
全面マスクで
措置を行ったので１人も
院内感染が起きなかった。
つまり、基本の絞り込み
そこが前提として
すごく強いというところです。
≫予測能力も高いんでしょうね。
≫化学テロを想定した訓練ですが
東京オリンピック、来るべき