2020/12/08(火) 10:25〜13:00 大下容子ワイド!スクランブル[字]
更に規制が強化される。
≫第1波、第2波では
徹底した感染者の
追跡などが功を奏し
感染拡大を
抑制してきた文政権。
その感染症対策はK防疫と呼ばれ
国内外から賞賛された。
今年4月には総選挙で勝利し支持率も60%を超えるなど
高く推移してきた。
しかし、チュ・ミエ法相など相次ぐ側近のスキャンダルで
支持率が下落。
最新の世論調査では
37.4%と
就任後最低を更新した。
支持率低下の中
文大統領はある動きに出た。
≫それが内閣改造だ。
その中には…。
≫今でも
K防疫の陣頭指揮を執っている
パク・ヌンフ保健福祉相など
これまで文政権を支えてきた閣僚を交代するという。
大下≫スタジオには
龍谷大学社会学部教授李相哲さんに
お越しいただきました。
よろしくお願い致します。
韓国の文在寅政権、支持率急落。
過去最低の30%台。4人の閣僚交代で打開なるか。
ポイント1
新型コロナ第3波、感染急拡大。
韓国の防疫体制を築いた
担当閣僚交代。
ポイント2、不支持の最大の理由
不動産の高騰。
政策を担う新閣僚候補に
不正疑惑。
李さん、文大統領の
支持率急落ということは
文大統領は
危機感は相当抱いているということなんでしょうか。
李≫やっぱりタイミングに
注目する必要があるんですね。
今、残り1年半を
ちょうど切ったところです。
この時期になると
過去の韓国政府も
そうだったんだけれども
閣僚が離脱したり次期政権に寄っていくんですね。
それから、検察の捜査も
きつくなる。
今、非常に危機感は
募ってるんじゃないですかね。
大下≫では、政権浮揚を狙っての
内閣改造を見ていきます。
佐々木≫4人の閣僚を
交代させる予定ということですが
先ほどから出ている支持率を
まず確認していきましょう。
文在寅大統領の支持率
37.4%と
就任後最も下落していると
中央日報が昨日、報じています。
韓国の世論調査会社
リアルメーターの
3日の発表によりますと
2017年5月の
大統領の就任後最低と。
前の週と比較すると
何とマイナス6.4ポイント
下げていると。
1週間の落ち幅としても
就任後最大だということです。
ちなみに
不支持もかなり上がっていて
57.4という数字です。
更に、いわゆる岩盤支持層が離れているところが痛いと
ハンギョレ新聞が報じています。
リアルメーターのペ・チョルホ首席専門委員は
これまでのパターンとは違い
進歩層、リベラルが
下落を主導したという
特徴的な変化が
表れたという分析を
しているんですね。
つまり、文大統領はこれまで
進歩的、リベラルな政治スタンスの
岩盤支持層が
支持していたんですね。
そのため、例えば
チョ・グク前法相の疑惑の際にも
4割の支持率が
維持できていたんです。
ただ、その大事な岩盤支持層が
支持を下げてしまったということで
支持率が前の週と比べて
マイナス7.8ポイント。
岩盤がこれだけ
下がったからこそという
特徴的な変化という