不支持になっているということで
それだけ、韓国って
今、経済的に厳しかったりとか
不動産政策って
格差につながる問題なのか
ちょっと私、しっかり
分かっていないんですが
そういったところが
広がっているからなんでしょうか?
李≫不動産政策は
韓国人にとっては
とても敏感な問題で
お金を持っている人たちは
不動産で財を築くという
いわば不動産に投資する人たちの多くは
投機目的が多いんですね。
ですから、不動産を規制すべきだということが
昔から叫ばれていて
文大統領になってからは
24回、3年半で
不動産政策をいじったんだけど
いじればいじるほど
悪くなってしまう。
大下≫ここは後ほど
ポイント2で準備しています。
塚越さん、任期が大統領は5年で
1期なんですよね。残り任期が1年半となると
ここがレームダックしないように
という
踏ん張りどころなのかも
しれませんね。毎回ですけど。
塚越≫李先生に
聞きたいんですけど
残り1年半になって
支持率がどんどん落ちているのは文政権だけなのか
割と韓国の大統領って
最後のほうになると
すごいたたかれているイメージが
すごくあるのでこれは文政権に特徴的なのか
それとも韓国の政治状況って
1年半とかになってくると
大体、不支持になっていくのが
伝統なのかという。
そこをお聞きしたいです。
李≫過去政権を全部どこまで見るのかがありますが
一般的な傾向からすると
こうなります。
ですから、残り1年半を切ると
政権のレームダックというのが始まって
それで政権に対する捜査
大統領周辺の人物に対する
不正疑惑とかを
厳しく追及するようになると
支持率が下落する。
もう1つの理由はそこで大統領任期が終わったら
職を失う人たちが
たくさんいるんです。
ですから、もっと権力のある時に
おいしい職に就きたい。そうすると難破船のような船から
飛び降りる人たちがたくさんいて
求心力が
低下するんです。
そうすると、政権がどんどん悪化していく。
それが全く同じパターンを
今、見せている状況ですね。
塚越≫最後のほうになってくると
その時、検察とかが出てきて
政治家をたたいたりとか。
だからこそ検察とずっと戦っているんですか。
李≫文大統領に対しては
ユン・ソクヨル検事総長は
昨年からチョ・グクという人の
タマネギ男と言われている
あの人の捜査から
すでに文在寅政権の中枢に
メスを入れていたんですね。
しかし今、チュ・ミエ長官が1月に就任してから
ことごとく人事を移動させたり
調査チームを解体したりして阻止してきた。
それが今、阻止できない状況に
なってユン・ソクヨルさんに
職務停止命令を出したんですが
法律的には不当だとなってもっと激しくなった。
そうすると、国民はやはり
検察総長を支持して
文大統領が自分の何かを
隠すつもりじゃないかということで
それも今回、響いてきています。
大下≫その検察改革は文大統領
今、代えられない
一番大事なところだなというのが
李さんの説明で思いました。
末延≫やっぱり、それは保守の朴政権の不正を
ユンさんが追及した。
だから、期待しておいたらその刃が
自分の政権にきて
タマネギ法相から
このチェ法相まできている。
ここは代えられないんですよ。
ここで踏ん張らないと