2020/12/08(火) 10:25〜13:00 大下容子ワイド!スクランブル[字]
残り1年半と
辞めたあと、権力闘争の
最後のところは何とか文さんが勝ち続けないと
自分が非常に
危ないことになってしまうという
ギリギリのところに
入っているんじゃないですかね。李≫おっしゃるとおりで
そのような構図が
今まではチュ法相と
ユン・ソクヨル検事総長との
けんかに見えましたが
これからは文大統領対検察総長の
けんかというか対立になって。
末延≫だから、文さんは
大統領が知らないで
法相がやるわけないわけですよ。
事実上、文さんが決定しているんだけども
隠れていられないわけですね。
李≫ですから、悩みはたたけばたたくほど
ユン・ソクヨルの人気は
高くなってしまう。
そこが今、与党からすると
一番、頭が痛いところですね。
大下≫新型コロナの対策ですが
これまでは
抑えてきたという印象が
ありましたね。
佐々木≫通称
K防疫といわれたものにも
ちょっと暗雲が
垂れ込めているのではないかということです。
韓国にも第3波が
到来しております。
保健福祉相のパク・ヌンフさん。
韓国の首都圏では
すでに新型コロナとの戦争が
始まっているというふうに
KBSワールドラジオで
言っています。
そして、新型コロナの感染者数を
見てみますと
昨日の新規感染者数は615人。
そのうち首都圏が422人ということなんですね。
2日連続で
600人を超えている状況です。
では、なぜ感染が拡大して
しまっているんでしょうか。
まず、10月半ばに
新型コロナの規制を
緩和しました。
そのことで警戒心が薄れ居酒屋や食堂、旅行などに
多くの人が行ったと。
更に、特徴として
第1波、第2波の時は
集団感染は宗教施設など
1~2か所程度だったんですが
第3波では同時多発的に
広がってしまって
疫学的に感染者を
追うことができていない
ということなんですね。
こういった状況に対して
聯合ニュースが
先月25日に伝えました。
高麗大学の
キム・ウンジュ教授ですが
冬で、人々が室内に集まる状況の中で
不十分な換気と
ソーシャルディスタンスの
規制も緩くなり
第3波の流行は大きくなるだろうということです。
これを受けて韓国政府は
対策を立てています。
今日から首都圏の規制のレベルを
5段階のうち
2番目に厳しい措置に
引き上げるということです。
具体的には集会や行事の参加者を
50人未満に制限すると。
更に、大型スーパーや
映画館などの営業は
午後9時までです
ということなんです。
これに対して、ソウル市民は
どう受け止めているのか。
ソウル新聞が伝えています。
例えば、9時に閉店すると聞いて
おつまみを買いに来たが
チキン販売に
客が押し寄せた光景は
初めて見たと。
みんな来ちゃったんですね。
逆に密になっちゃった。
あるいは、夕食の約束も
必要な場合は閉店前、時間を
もっと前倒しして集まるよと。
効果は大きくなく象徴性だけの制度だと
そのような声が
出ているわけです。
大下≫感染の再拡大