理由の１位なんですが
実は、２７％という数字
よく見てみますと１週間前の３５％から
８ポイントも下落している
ということなんですね。
ですから、毎日経済は
こう指摘しています。
新型コロナ再拡散のため
支持率が落ちたと見ることができる。
だから支持率に打撃を与えた


大臣を交代するんでしょうということです。
大下≫このタイミングで
新型コロナの担当大臣を代えての
狙いというのを
どのように見ますか？
李≫やっぱり内閣改造というのは
雰囲気を一新するのと
それから
新しい姿勢で臨むという
期待感を持たすことが
できるんですね。
それで、この方は
もう３年半やっているから
無難な人事で
今回は専門家を充てたんですね。
クォンという方は
この分野の政策を
ずっと統括していた
官僚だったんですね。
しかも彼が務めていた
前の機関でも
とても評判が良かったと。
今回の人事で唯一、韓国で評価するのは
この人かもしれません。
ですから、コロナではどうしても失敗は許されないという
緊迫感も
あったんじゃないですかね。
大下≫ただ、韓国は今
感染者数およそ３万８０００人で
亡くなった方が５４９人と


日本と人口比を考えてもまだ
よく抑えていると思って
これ以上の方を据えるというのもなかなか難しいのでは…。
李≫閣僚を代えて
解決する問題ではないと思います。
事実上、陣頭指揮をするのは
防疫センターというか
特別なセンターを
作りましたよね。
そこがやっていますが
ただ、心理的なものとか雰囲気を
一新させたいというのが

あるんじゃないんですかね。
大下≫韓国はＭＥＲＳの経験を
しっかり生かしているということも
指摘されていますよね。
李≫おっしゃるとおりです。
Ｋ防疫が成功しているのは
その経験を生かした部分と
それから、韓国国民というのは
瞬発力があって
こういう危機に直面して
政府に協力するんです。
ですから
それが相まってというか
それでＫ防疫は
うまくいったんですが
それでも、今
ここまで深刻になっていることに
多分、非常に

危機感が募っていると思います。
大下≫犬山さん
ここまででいかがですか？
犬山≫今、本当に冬ですし
韓国なんかも
ものすごい寒いわけですよね。
だから感染が拡大してしまうのは
ある程度、仕方ないことだと
感じるんですけど
私の感覚で言うと
功労者を今、代えてしまうのって
本当にいいことなのかなと
ちょっと不安に
思ってしまいますが
韓国の中では、いい人事だと評価されているんですね。
李≫ただ、裏で何があったかは
分かりませんけども
１つは、大幅な改革をする
というのを見せる部分もあったり
それから、１年半を切れば
次にどこに行くかというのを
探さなければならない。
そうすると
一番大事にする人間は、次の
もっともっとおいしいところに
行く道を作るのが
普通なんですね。
ですから、それと
関係あるかもしれませんが
これは確認はしていません。