追加経済対策では
Ｇｏ　Ｔｏ　Ｔｒａｖｅｌの

来年６月末までの
延長費用などが盛り込まれる。
自民党の二階幹事長は…。
≫先週、国民に向け
経済回復への思いを語った菅総理。
≫しかし現状は…。
≫経済のプロが懸念を示す
追加経済対策の課題とは？
≫追加経済対策の中身気になりますけどね。
≫コロナの感染拡大する日本を
今どう支えるのかということに
なると思います。
スタジオ、ここからは
ジャーナリスト、岸田雪子さん
そして、医師の金子俊之さんです。
よろしくお願いします。
今日、閣議決定される
追加経済対策ですが


事業規模７３．６兆円
財政支出は４０兆円。
どういうことかというと
民間の投資なども合わせると
７３．６兆円の規模になるということですが
３つの柱がある。
感染拡大の防止
経済構造の転換
そして、災害対策などに備える国土強靭化の推進。
こういう形になるんですが
まず気になるのは感染拡大の
防止ということだと思います。
さまざまあるんですが主なもの。
追加経済対策の中に盛り込まれた
感染拡大防止策。営業の時短要請に応じた
飲食店への協力金支援
これにもお金がいる。それから医療体制の整備
病床確保の支援。
ワクチンの確保
接種体制の整備のお金。
これはやはり必要な対策という
感じがします。
そして、経済構造の転換という
名目になっているんですが
中小企業の業態転換などへの
設備投資支援。
いわゆる中小企業の在り方を少し変えていこうじゃないか
この辺を
少し変えていこうじゃないか
これを支援する。

それからＧｏ　Ｔｏ　Ｔｒａｖｅｌ
来年６月末をめどに
延長していくためのお金がいる。
それから低所得のひとり親世帯
苦しい家庭が多い中で
５万円の臨時特別給付金を
年内に再支給する。
主なものしか挙げていませんが
大枠で言えば
こういう形
加えて国土強靭化がある。
トータルで７３兆円ぐらいの
追加経済対策だよ
ということなんですが
第一生命経済研究所の
首席エコノミスト
永濱さんは
どう見ているかということですが
国費の…。
真水の部分は
３０兆円ということですが
この点については妥当と。
ただ中身を見ると緊急性が
高くない経済構造の転換に
１８兆円使って
国土強靭化に６兆円。
引き算をしていくと
コロナ対応は
６兆円ということになる。
緊急性が必要なのは

コロナ対応なんだけど
緊急性を必要としないものに
お金を積み上げて
数字だけ大きく見せている印象と
こういう見方なんです。≫岸田さんは
どのように捉えていますか。
≫全体のボリュームから見ると
コロナ対策は少なくて
全体的に言えば中長期的な
経済対策なので国土強靭化という
いわゆる公共事業的なものも
大きく含まれてくるという
印象はあると思うんです。なぜこういうことに
なるかというと
目先の予算ではなくて
１５か月という
いわば１年以上に使っていく予算の制度設計として
打ち出されたものの中に
コロナ対策なども
関連費として含まれている