なっているか
というものなんですが。
≫お金をつけましたという
ことだけだとメッセージとして
不十分なんじゃないかと。国民の側は今が勝負の
3週間なんじゃないか
ということで
自衛隊の派遣まで要請されている
医療崩壊が
局地的には始まっている段階で
出すメッセージとして
十分なのか
特に政策的なことでいえば
Go To Travelの延長。これをメッセージとして
どう受け止めるかも大事ですね。延長自体はいいと思うんですが
先まであるから、今は
行かないでください
っていうことと
メッセージとしてセットであれば
国民感覚としても
自制をしようという
意識も働くと思うんです。
ただ経済対策の中身を見ると
延長については感染対策
感染の状況によって
柔軟に対応しますというような
どうも立てつけしかない。
そうすると、またブレーキが
ないままなんですかっていう
問題が残ってしまうんです。
延長することに当たっては
ブレーキの在り方ですよね。
誰が決めるのか。
例えばステージ3になったら
自動的に自粛、あるいは
停止ですと。
判断するのは例えば国土交通大臣でもいいし
西村さんでも
いいと思うんですけど
その主体者と
ブレーキのシステムの基準が必要だと思いますね。
≫思い起こせば
1波のころから
ずっとそうですけど
総合的に判断してなんでしょ。
そういう、あいまいな中
ずっと来ていて
それで、やっぱり肌感としては
経済に重きを置いているというのは
明白なわけで。数字を見たって
そうだと思うんですが
そこに関しては、もう
ぶれがないんでしょうね。
≫例えば、Go To
Travelを続ける
延長するというところには
ぶれはないわけですが
柔軟に対応することまで
否定してるわけではないのでじゃあ、その主体者が
今、現状では自治体の長から
要請があれば
国は相談に乗りますという
体制だけれど、これに対して世論の声も聞きながら
制度設計を作り直そうとする
いいチャンスには
経済対策が伸びる時は
チャンスになると思います。
≫金子さん、国民の方の中には
下手したら、2度目の緊急事態宣言の発令っていうのは
ゼロではないんじゃないかとか。
それこそ
現場の声とかを聞くと
半ば、ひっ迫というよりは崩壊しかかっているんじゃ
ないのかという
不安があるわけじゃないですか。
その点に関しては金子さんは
可能性として
どう見ているんですか。
≫今日も冒頭から医療がひっ迫しているという話題を
散々やってまいりました。
感染者数は
現状、高止まりという感じです。
こういった状況で
ロックダウンが必要かとか
緊急事態宣言が必要か
どうかというのは
私は
知見を持ち合わせておりませんが
感染を抑止すべく、何らかの人の移動を制限するような
今よりも強い施策が
必要であるというふうに
感じています。
≫現状の対策では
不安が残るということですか。
≫現状の対策でも
実効再生産数が
全てでではないですが
実効再生産数が
1を切っていないという
状況なんです。