2020/12/08(火) 15:50〜19:00 news every.藤井貴彦、陣内貴美子がきょう一日を分かりやすく[字]


伸身で2回宙返り、2回ひねる超
大技です。
鉄棒の全日本チャンピオン。目標はもちろん。
>>東京オリンピックの鉄棒で、
金メダルをとりたいなと思ってます。
>>しかし、ことし3月。
>>おおむね1年程度、
延期すると。
>>新型コロナウイルスの感染拡
大で、オリンピックは1年延期さ
れました。
宮地選手の練習拠点も、春から閉

鎖。
鉄棒を求め、
このような公園に通ったといいます。
>>こうスイングしながら、
イメージで、
ここでこう振ったりとか。
一応、
頭の中では鉄棒を離している感じ
でやってたんですけど。
>>こうした鉄棒で、
毎日離れ技のイメージトレーニングをしていたといいます。
これがそのときの映像。
競技用の鉄棒で数か月も練習ができないのは、初めてのことでした。
>>オリンピックですか。
いや、
オリンピック無理でしょっていう
のはありました。
体戻るわけないなって思いながら。


>>募る不安。
ようやく本格的に練習が再開でき
たのは8月の末になってから。武器の超大技、
ミヤチは。
できなくなっていました。
>>本当に動きが戻らないという
か。ミヤチ、
ブレットシュナイダーあたりは、
全く。
まじでやばいです。
本当にやばいです。
>>感染拡大以降、初めての試合
までは1か月でした。
自粛期間のブランクを取り戻すた
め、
宮地選手は練習量を増やすことを
決意。
>>大学来てからは、一番やった
と思います。ハードでした。
>>試合本番と同じ演技をした日
をチェックしてもらうと、感染拡大前は週に2回。
これを自粛後は週に5回。
実に倍以上に増やしたのです。
そして、9月下旬。
感染拡大後、初めての試合が行わ
れました。
観客の数を制限するなどの対策で開催にこぎ着けた社会人の日本一
を決める大会。
宮地選手、7か月ぶりの実戦です。
冒頭は、

1か月前はまだできていなかった超大技、ミヤチ。
成功させます。
その後も高難度の離れ技が続きます。
ぎりぎりの調整。
練習量で大技を取り戻しました。
去年の世界選手権の鉄棒金メダル
を上回る高得点で優勝。
>>すごい心配だったんですけど、
ハードな練習をこなしてきたので、
その結果が最終種目の鉄棒につな
がったんじゃないかなと思います。
>>そして今。
極力、
人との接触を避けながら、練習に
打ち込んでいます。
>>感染対策としてエレベーター
とかはみんな使わないようにして。>>消毒や検温を欠かさず、
チームメートと話すときも距離を
取るよう心がけ。
東京へ、
技に磨きをかけています。
>>オリンピックの開催がするか
しないかっていうのは、無事に開催されることを願いつつ、
僕らは練習することしかできない
ので、
しっかりと後悔のないように練習
して、
金メダルを取るという目標を掲げ
てやっていきたいなと思っていま
す。

>>続いてワンポイント天気です。
杉江さん、そらジロー。
>>東京都心、
雲に覆われてきてはいるんですが、
この時間、まだ気温15度ありま
すからね、
きょうの日中も師走とは思えない暖かさとなりました。
とはいえ、クリスマスは着実に近
づいているということで、
きょうはこんなすてきな光景を紹