2020/12/08(火) 23:45〜00:30 ブラタモリ「飛騨〜アゲアゲの飛騨!そのヒミツは?〜」[解][字][再]
説明しましょう!
今 タモリさんがいる場所の近くにある
2本の川。
これが 2つの高低差を
つくったんです。
そうすると…
う~ん…。
これから こう出てるわけですね。
(岩田)出てます。 はい。
で ここで こう低くなってる。
(岩田)はいはい。 この地形は?
ぜ… ぜつ…。
(岩田)おっ!
絶好調…。
(笑い声)
舌。 舌。
あっ 舌。
うん。
(岩田)さすがです。
この「舌状台地」という特徴的な地形。
台地の上に武家地をつくれば攻められた時に守りやすくなります。
また すぐ近くの平地に
まちをつくれるので→
経済活動にも有利です。
2つの川に囲まれた高山は→
武家地を中心とした城下町をつくるのに
最適な場所だったんです。
タモリさん…
うん?
(田中)そうなんです。
タモリさんの言うとおり→
いくら地形が城下町づくりに
向いていたとはいえ→
飛騨は 米がとれない「下の国」。
では長近は なぜ そんな飛騨に→
わざわざ城下町を築いたんでしょうか?
今んとこ…
(田中)
はい そうですね。 城下町はできたと…。
それで その…
はい 行きましょう。
長近は 一体何に期待して
飛騨に城下町をつくったんでしょう?
そのナゾを解くために
タモリさんがやって来たのは→
高山から車で1時間→
飛騨市神岡町です。
随分… 長いこと来ましたよね 今ね。
あ~ そうですか。 はい。
(岩田)山なかですね。
そうですね まあ そうですね。(笑い声)
この河原に→
長近が城下町をつくった理由を知る手がかりがあるんです。
早速 探してみましょう!
うわ~! すごいですね。
大きいですね。
大きいですね。
え~?
さあ…。
これですね これ。
(岩田)はい これらしいですね。
ああ~。
何ですか これ。タモリさん 何だと思いますか?
え~?
今まで ご覧になったことありませんか?この辺ですよね これ。
はい。 何だと思いますか?
何ですか これ。
見たことありませんか。
はい。
ポイントは
この一風変わった石にあります。
何だ…?
何だろう この結晶は。分かんないですね。
はい。 これを近づけてみて下さい。
はい。さあ どうなるでしょうか。
(岩田)少しずつ近づけてみて下さい。
あ~。
ほう。
つきますね。あ~ くっついてますね。
そうですね 磁性持ってますね。
そうですね はい。
はあ~。 いや 初めて見ますね。
そういう岩も そうですか?
(岩田)
はい ず~っと向こうまで続いてます。
あの辺も そうなんですか?
(岩田)あれも そうですね。
(岩田)隆起ですね。
あ… えっ!?そういうことですか。
そこにきますかね
確かに アゲアゲですけどね。
アゲアゲでしょ? まさに。
ええ…。
納得されましたか?
納得いきますけど→
そういう意味もあんのかね
この「アゲアゲ」っていうのは。
ヘデンベルグ輝石があると その近くに
さまざまな鉱石が見つかります。
更に この石が地表にあるということは→