2020/12/08(火) 23:45〜00:30 ブラタモリ「飛騨〜アゲアゲの飛騨!そのヒミツは?〜」[解][字][再]
(笑い声)
つくられたんですね。
ええ。
これは 圧力があるとこだから…
(岩田)いい線いってますいい線いってますが。
(岩田)パンゲア大陸ですね。→
…からの物語が始まるんです。ああ~。
(岩田)
これは 地球が大きな一つの大陸になってきつつあるとこです。→
パンゲア大陸です。→
東アジアの一部を拡大したのが ここです。
(岩田)集まってきますね。→
そうすると?こう集まってきますね。
(岩田)
じゃ このあと どうなるでしょうか…。
お~ くっつきますね。
(岩田)くっつきますね!
(岩田)さあ この次は…。
お~ぶつかりましたね。
(岩田)グーッと押されて。
たまらなく どっちかに少し ねじれたりします。
(岩田)で 中の石はどうなりますか?
グーッ 圧縮されて…
熱も持ってます。
熱もあります。 圧力もあります。
で…
(岩田)そうやって できたのが?
(岩田)飛騨片麻岩なんです。
巨大な大陸が衝突した時のとんでもない圧力と熱が→
とってもかたい飛騨片麻岩を
つくったんです。
はい。
(笑い声)
その名のとおり 飛騨を代表する…
飛騨片麻岩を掘るために この飛騨で…
この2つが スーパーカミオカンデに
重要な役割を果たすことになります。
タモリさん…
うんうん うんうん! 見たいです。
(木村)では早速 ご案内したいと思います。
はい 行きましょう。
さあ スーパーカミオカンデは
もう目の前です。
へえ~。
(木村)じゃあ ここでスーパーカミオカンデの中畑先生に→
ご案内をバトンタッチします。
タモリさん 浅野さん 中畑と申します。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
案内してくれるのは 中畑雅行さん。
ノーベル賞をもたらした研究にも深く関わってきました。
スーパーカミオカンデとは
どのような施設なんでしょうか?
はあ~…
(中畑)奥の方でご説明しますのでもう少し お進み下さい。
ここに装置の模型があるんですけども
今 私たちはですね→
タンクの上にいます。
この辺ですね この辺にいるわけです。
はあ~。 あ こんな深いんですか。
下にないってなると びっくりするね。はい。
なんか いきなり抜けて ヒュッ。
いきなり抜ける…。
あぁ~。
今 ず~っとデータを取ってるもんですから…
はい。
ふだんは見ることができないスーパーカミオカンデの内部を→
バーチャル映像で
見てみましょう!
あ 見える 見える。
お~。おお~。
(タモリ 浅野)はい。
すごい量ですね。
(中畑)
上の方 見てみて下さい。あ~ すごい。
いかがでしたか?
なんか いっぱい並んでると…。いっぱい並んでましたね。
あの~ 中にいっぱい並んでたのがですね
実は これなんです。
お~。
あ こんなに大きいものだったんですか?
これ あの~…
この「光電子増倍管」はかすかな光を捉える装置です。
なんと これ1つで→
月でつけた懐中電灯の光を捉えることができるほどなんです。
まあ 新聞で見た時は…
そうなんです。 ニュートリノっていうのを捕まえようとしております。
今からお話ししようと
思っていたことを全て→
タモリさんに
言われてしまったんですけれども…。いえいえ。
タモリさんは分かったようですが
ニュートリノを簡単に説明しましょう!
物質を細かく分けていくと
原子にたどりつきます。
その原子を
更に 細かく細かく分けていくと→
もう これ以上 分けられない粒子に
たどりつきます。
これを素粒子といいます。