♪♪~
コロナ禍で開催された 今年のロボコン。
バーチャル会場を舞台にオンラインでの大会となりました。
(高専生)お~っと 投げ入れた!
競技のテーマは「はぴ☆ロボ自慢」。
ロボットで
誰かをハッピーにするパフォーマンスを見せること。
アピールするのは→
技術? アイデア?ストーリー?
まさに何でもありの
パフォーマンス合戦です。
さあ 今年はコロナ禍で→
スポーツや芸術など ほとんどの分野でイベントなどが中止になりました。
ロボコンも どうなるかと
心配したんですけれども→
今回は 史上初の
オンラインでの大会となりました。
解説は 岡山理科大学 教授の
衣笠哲也さんです。
衣笠さん よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
ルールのリリースが 今年は6月26日で。
普通なら4月の初旬にリリースされるので→
実質6か月が 半分の3か月になっている
ということで→
なかなか 技術的には難しい状況ですね
作る時間ないので。
それだけじゃなくて 近づいちゃ駄目とか
いろんな制約の中で→
高専生がね
独自のアイデアとね 若さでもって→
どう乗り切ってきたのかというのが
まあ 楽しみではあるんですけれども。
さあ そして その参加チームなんですが→
今年は 過去最多となりました。
今大会は 各校の事情に合わせました。
個人での参加も可能でしたし最大4チームまで→
エントリーができるようになった
ということなんですね。
とても期待してます。
はい。
18チームが参加する予選ラウンドから→
上位5チームが決勝ラウンドに進出。
最優秀賞を競います。
そして 審査員が推薦する2チームを加えた合計3チームが→
全国大会に進みます。
トップバッターは…
(高専生)僕たちのチームは…
ウイルスに見立てた風船を免疫細胞ロボットが割っていきます。
(高専生)大変です!
体内にウイルスが侵入してきました!
このままでは
ウイルスに感染してしまいます。
免疫細胞たちが退治に向かいます。
このピンクのロボットはリンパBロボです。
彼らは
抗体を飛ばして風船を破壊します。
さあ こちらで動きだすのは
キラーTロボです。
キラーTは ウイルスに対する
最強の攻撃部隊で→
ウイルスを
次々と破壊していきます。
なんか風船も しっかり形が。
ほんとですね よく見ると→
手がついてますね。
そうですね。
なんか細かい…。
細かい。 やすりがついてる。
(高専生)おっと ウイルスによって
小孔が塞がれてしまっています。
このままでは ウイルスによって
キラーTが血管から出られません。
リンパBが助けにやって来ました。
そういう設定なんですね。
リンパBによって小孔が開きました。
キラーTは 血管から細胞外液へ入っていきます。
大変です! 細胞の中に
ウイルスが侵入してきています。
キラーTは
細胞の中にまで入っていけません。
どうするのでしょうか?
お~ どうするんでしょうか?
キラーTは ぐらんざいむを放出しました。
これなら 細胞の中にまで入っていけます。
ウイルスを殺すと。
ああ~!
見事に 体内に侵入してきたウイルスを
退治しました。
このように免疫細胞たちは 常日頃
外部から侵入してくるウイルスたちと→
闘っているのです。
以上で 和歌山高専Aチームのパフォーマンスを終わります。
採点は 4人の審査員と→
各高専のOB審査員たち。
OB審査員は 平均点が
1人分の得点として加算され→
満点は 50点です。
和歌山高専Aチームの得点…。
38点!