2020/12/09(水) 08:15〜09:55 あさイチ「withコロナの最新“ペット事情”」[字]


病床や医療人材の確保に
努めることにしています。
新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多の水準が
続き医療現場がひっ迫する中、
政府は
自衛隊の看護師を北海道旭川市に
災害派遣するほか
大阪府へは重症患者専用の
医療施設などへの派遣を検討して
います。
さらに全国の自治体に対し病床の
確保を急ぐよう呼びかけている
ほか
医師や看護師などの医療人材の
確保に向けて
全国知事会の協力を得ながら
都道府県を越えた応援態勢を
構築することにしています。
一方、岸防衛大臣はきのう記者会見で
医官などの人的資源を許すかぎり



提供するとしながらも
派遣できる医療人材には限りが
あるという考えを示しました。
政府は
医療人材不足の深刻化に加え
年末年始を控えて診療を控える
医療機関も出ることが予想されることから
医療提供体制の負荷が
さらに深刻化しないよう対策を急ぐことにしています。
では全国の天気、雲の様子です。
北日本の日本海側には筋状の雲がありますが少なくなってきました。
西日本、東日本にかかる雲は薄雲
が中心です。
大吉≫引き続き「あさイチ」です。
9時台最初はひきこもりについてお伝えします。
保里≫ひきこもりについて
先月末の「あさイチ」でも
お伝えした際、視聴者の方から
700近い
さまざまなお声をいただきました。
ありがとうございます。
けさは、その声を踏まえながら
ひきこもり状態からどう一歩踏み出していくのか
そのヒントを
探っていきたいと思います。
寄せられた声を一部ご紹介します。
ひきこもり状態にある
当事者の方からです。
まずは長崎県40代の
女性からです。

保里≫当事者の方から切実な声が。キンタロー。≫つらいですね。
保里≫どうしたらいいのか
分からないという。
大吉≫当事者の方だけじゃなく
周りの方も
どうしたらいいのか分からない。
保里≫今、ひきこもり状態にいる人は
全国でおよそ100万人いると
言われています。
さらに、そのおよそ半数が
5年以上
そのひきこもりの状態が
続いている
といわれているんですね。
こうした解決の糸口を
見つけられなくて
苦しんでいる方が
どう一歩踏み出していけるのか
そのヒントを探っていきたいと
思います。
まずは岐阜県で行われている
地域ぐるみの取り組みからです。
(VTR)≫カメラマンに明るく話しかけてきた
50代の政代さん。
実は、ひきこもりの当事者です。
この日
政代さんが参加していたのは
行政と地域の団体が開いた
里山の整備活動。
政代さんを含む当事者4人が

活動に参加しました。
この活動には地域の住民や
地元の企業の人たちも
参加しています。
一緒に作業をしながら
社会と関わる一歩を踏み出して
もらうことがねらいです。
この活動の仕掛け人
市の福祉課に勤める鈴木光さんです。
一方的な支援ではなく
一方的な支援ではなく地域でともに支え合う関係を
作ることが大切だと考えています。
活動が始まって、ことしで4年目。
行っているのは
里山整備だけではありません。
布マスクを作ったり
地域住民の困り事を手助けしたり。
ひきこもりの当事者が
参加しやすいよう
ことしは80を超える