いうのは、
これやっぱりあるんです。
そのときに、今は、
休業要請に対しての、
補償というのが法律上明確になってません。
休業命令もできません。
要は完全に任意です。
もう完全に事業者の皆さんに協力
お願いしますっていうお願いベー
スに乗っかっている。
それに対しての補償もないという、
非常に不安定な状況だし、無責任
な法律になっていると思います。
だから協力金も、大阪では58万
円というのがありますが、
例えば東京で何十万円、北海道で
何十万円とか、
ばらばらなんですね。
この協力金って、
なんか根拠があるんですかって言
われたら、根拠はないんです、
これ、
算出の根拠というのは。
>>店の大きさにもよりますしね。
>>そうなんですよ。
だから店の大きさとか、従業員の
数、床面積、売り上げ、
全然違うんだけど、もう今、
協力金というのは一律にやってます。
なんでかというと、要はやっぱり、
補償という概念じゃないんですよ。
だから休業要請をしたとき、
あるいは休業命令ができるそれに対する補償っていうのを法律でき
ちんと明記することによって、
じゃあその補償金って何なんだろう、その金額っていうのは、
個別個別の判断は難しいかもしれ
ないけれども、
一定の基準を作りながら、
このぐらいの店はこう、
このぐらいはこうって、始まって、
優秀な霞が関の官僚が制度設計をしていくということになりますの
で、
大きな方針を決めるのが、やっぱり国会の仕事だと思いますし、法
律の仕事だと思うので、そういっ
た意味では、
法律の中で知事が休業要請をした
ときにはきちんと補償をすると、
当たり前だと思うんです。
休業をお願いしてるんだから、
裏返して休業できなかったら補償
すると、当たり前じゃないか、社
会全体の感染拡大を抑えるための
犠牲になってるわけですから、
それに対してのこの特措法の改正
というのは、
ずっと言ってるんですけれども、
なかなか国会では成り立たないの
が、もどかしいです。
>>本当なら五郎さん、これだけ
全国各地で、今、感染状況が増え
ている中で、そういう知事に権限
がない、お願いベース。
今、吉村知事もおっしゃった。じ
ゃあ、算定式みたいなの作って、
その休業要請が出せ
るように、本当はしたほうが、
もう今の段階はいいと思うんですよね。
>>だって、もう半年以上ね、知
事の権限を与えるべきだと言いな
がら、依然として国会動かない。
なぜ動かないか、
いろんな人権の問題があると言っ
てる。
しかし、
それから一番大きいのは休業補償しなければいけないというのが頭
にあるからでしょう。
だけども、そろそろね、本当に国
会、今開いてませんけれども、こ
れは国のレベルでやらないと。
それからもう一つね、先ほど吉村
さんは、
重症センター、
半年前から構想して、今ようやく出来た。
本来ならば、
国全体の単位で考えなければいけないことでしょ。
それからもう一つ、
例えば看護師の要請にしても、これ国全体でやらないと間に合わな
い話ですよ。
そうやってみると、
オールジャパンでやるっていうの
がね、
それこそやっぱり国が率先してや
るべきなの。
それを大阪府の知事がやっている
んですからね。
>>本村さんは同じ弁護士として、
吉村さんに何かお聞きになりたいことは。
>>いやもうだから、
本当に皆さんおっしゃっているとおりで、結局、国が本当に対策を
するべきなのに、全くしていない