2020/12/09(水) 13:55〜15:50 ミヤネ屋 生直撃!大阪・吉村府知事に聞く医療逼迫立て直す“次なる一手”は[字]


人工呼吸器・ECMO装着者いわゆる重症者の方には患者1人に対
して、看護師が2人以上つくとい
うことです。
>>竹田先生ね、先ほどVTRに
も見せていただきましたけども、
ECMOをつける状況になります
と、看護師の方、
2人以上って書きましたけれども、
到底2人じゃ足りないっていうような状況ですね。
>>もちろん、
最初のときに、ECMOを導入するときですと、
医師含め全員で10名ぐらいは必
要になりますから、大変な数です。
やはり日常の診療といいますか、

安定した状態の重症、
コロナ患者さんの場合でも、
一番やはり負担がかかっているのは看護師なんですね。
ICUの看護師というのは、
これは一般のICUでも同じなんですが、
常にベッドサイドの患者さんにつ


くということがほとんどの状況で
行われてるわけなんです。
基本的に、
コロナの患者さんで隔離をされた
病棟の中で、
ずっといるということは不可能。
じゃあ、
頻回に出入りができるかというと、
それも不可能なわけなんです。
出るたびに手袋外してガウンを外
してという、もう、その準備だけ
でものすごく大変になっちゃうわ
けなんですね。
ですから、いったん入れば、例え
ば1時間は出てこない。
そしてその中でもやはりそこ以上
いるというのも、
精神的にもかなりきつくなります
から、
そこで交代をしていく。
少し休憩を取るというようなこと
も必要になるわけなんですね。
肉体的にもきついんですが、なん
といってもやはり、もう、
看護師は精神的な負担というのがものすごく大きいです。
これはやはり軽減をするというや
り方を、
われわれの病院なんかでも考えな
がら対応してもらっている。
>>つまりICUに入った場合は、

常に看護師の方がつかなきゃいけ
ない。
精神的なプレッシャーも大変、
それから前後の防護服の着脱にお
いても、相当、
慎重に時間をかけてやらなきゃい
けないということですから、
もう手間も精神的疲労も、
肉体的疲労も、大変だってことですね、
このICUにつくということは。
>>本当に大変です。
ことば悪いですけども、
本当に入るたびに、
いろんな感染防護の道具をつけな
きゃいけない。
本当、
面倒くさいっていうのが正直なところなんですね。
でもそれがおろそかになると、
自分自身に感染が入ってしまいますし、ですから例えば、
ゴーグルとか、
マスクを非常に感染の防御の強いN95というマスクをつけたりす
るんですが、そのマスクをつけた
ときに、
空気が例えば漏れないとかですね、
そういったこともいちいちチェックを2人で一緒になって、ペアに
なってやるわけですね。
漏れてないと。
漏れてるとここの眼鏡が、曇った
りするんです。
そんなことがないかということま

で、しっかりと確認をして、で、
OKというサインを出して中に入
る。
逆に出るときも、
手袋の上から消毒をして、また手袋外して、そして消毒をして、
十分、
帽子、マスク、ガウン、
脱ぎ方もすべて順番が決まってい
て、
それを一緒になって、
その順番を守ってしっかりとやっていく。
大変な、
細かいことを一つ一つ順番に守ってやっていって、
プロの方がやってらっしゃるんで
すけど、お一人じゃなかなか、
すべて100%確認も精神的、
肉体的疲労もあってできないので、ペアでとにかく大丈夫です、
大丈夫ですって確認をされている
ってことですか。
>>そうです。