298人だったのに対し
30日は738人と
2.5倍に増加。
一方、こちらは
自宅で療養している軽症や無症状の人の数です。
先月1日が
215人だったのに対し
月末の30日には4.7倍の
1015人になりました。
こうした状況について
東京都医師会救急委員会の大桃丈知医師は。
自宅での療養で懸念される
家庭内感染。
先月1か月間に感染経路が
明らかになった人の割合です。
家庭内感染は42.6%と
最も多くなっています。
東京都は療養できる宿泊施設を
来週中に追加で確保する方針です。
そのうえで担当者は
介護や育児といった家庭の
事情などで自宅を選ぶ人が
少なくないが
同居する家族を守るためにも
できるだけ宿泊療養をしてもらうよう促していきたいと
話しています。
東京都医師会の大桃医師も軽症や無症状の人は
できれば宿泊施設で療養するよう
勧めています。
自宅での療養は
家庭内感染のほかにも
リスクがあるといいます。
ただ宿泊施設での療養を
進めていくには
部屋の確保のほかにも
大事なことがあるといいます。
そのうえで感染が拡大する中、
私たち一人一人が
できることについては。
部屋、そして医師や看護師と
いった宿泊療養の課題も
指摘されていたんですが
大桃さんは
ホテルは、より安全で安心な
環境で療養できますし
感染のさらなる拡大を防ぐことに
もつながると
繰り返しお話しされていました。
非常に大事な局面です。
感染が分かったときにはホテルで
の療養、前向きに検討できればと思います。
第3波ともいわれる感染拡大を
受け、政府が勝負の3週間として
対策を呼びかけてから
2週間がたちました。
飲食店の来客数のデータでは
客足が大幅に減少するなどの
変化が見られ
年の瀬を前に苦境に立たされる
ところも出ています。
東京千代田区のオフィス街にある居酒屋です。
緊急事態宣言以降、アクリル板や
空気清浄機の設置などあらゆる
感染対策を講じてきました。
厳しい経営が続いていましたが
Go Toイートの運用が
始まると
10月の売り上げは
去年の6割ほどまで戻り
11月のランチの売り上げは去年
と同じ水準まで回復していました。
しかし。
東京都による短時間営業の要請やGo Toイートの新規発行が
停止されると
売り上げは去年の3割まで減少。
年末の書き入れ時にもかかわらず
12月の宴会による売り上げは
去年の2%ほどだといいます。
飲食店に、予約や顧客管理のシステムを提供している
東京のIT企業がまとめた
データのうち
東京都内の来客数を見てみます。
去年の同時期と比較した先週、
11月30日の週の来客数の
割合は
世田谷区はおよそ84%、
目黒区はおよそ70%で
オフィス街が多い千代田区は
およそ37%、
中央区はおよそ43%などと
なっています。
最大で40%以上の差が
開いていることについて
データをまとめたIT企業では
テレワークの導入が進んだことなどから
オフィス街が多い地域を中心に
大きく落ち込んだことが
背景にあると見ています。
東京都は酒を提供する飲食店など
に営業時間の短縮を