2020/12/10(木) 10:25〜13:00 大下容子ワイド!スクランブル[字]


かなりひっ迫している状況です。
大阪は府独自の
赤信号を点灯させました。
医療の非常事態宣言を
発令しました。
これが先週の話です。
昨日の時点で確保している重症病床数は
206床に対して
重症者147人
使用率


71.4%という状況です。
ただ、確保の中にも
準備が必要だと
すぐ使えるものばかりではない
ということで
実運用病床で見てみいますと
179床で
分母が減りますので
使用率82.1%
かなりひっ迫している状況が
分かります。
そんな中、今月15日
大阪コロナ重症センターを
スタートさせます。
大阪コロナ重症センターは重症病床30床。
運用スタートで15日ですが
それを運用するのに必要な看護師の数が
130人だと。
今のところ確保できているのは
80人程度。
不足しているのが50人程度と。
これに対して
看護師を確保するために
自衛隊へ派遣を要請する。
あるいは全国知事会の他府県から
派遣をしてもらう。
そして月給50万円で
募集をかけているという
状況です。
大下≫吉村さん


昨日の大阪の新規感染者数が
427人で、重症者が147人と
今までで一番多くなったんですが
先週、医療の非常事態宣言を
出されて
数というのは少し
鈍化しているんのでしょうか。
府民の意識は
変わっているのでしょうか。
吉村≫大阪では
大阪モデルを作りまして
これは社会の中で
社会、経済がもちろんあります。
もう1つは医療を守る
医療のほうで命を守るというのがあります。
この両立が難しいのですが
これをやっていこうということで
大阪モデルというのを
作っています。
重症病床の使用率が
70%になったら赤信号をつけて
大きくブレーキを
かけるというのが基準です。
実は、70%に達する
63%の段階で
医療緊急事態宣言
赤信号をつける判断をしました。
70%前に判断したんですが
どうしてかというと
まず、感染が非常に

拡大しつつあるというのが1つ。
そしてもう1つ仮に
感染拡大の山をある程度
抑えられたとしても
重症者というのは
そこから10日から
2週間くらい遅れて
増えてくるという
傾向にあります。
そのあと減ってくるという。
これが我々の分析でも
明らかなんです。
なので、感染状態を見ますと
先ほどのグラフを見てもらうと
分かるんですが
右肩上がりに上がっている
状況でしたので70%前でしたが
赤信号をつけました。
全体の感染者数どうなっているか評価については
11月下旬から見ると
右肩上がりにはなってる状態ではないと
思っていますが
ブルーのところです。
そこがずっと右肩上がりに
増えていくと、重症者も
右肩上がりで
そのあと遅れて増えてきます。
そこが今現状、府民の皆さん
事業者の皆さんに
時短要請なんかもしていまして