2020/12/10(木) 10:25〜13:00 大下容子ワイド!スクランブル[字]


ほかの治療もやっていましたが
これからに備えて、コロナの
専門病院にする判断をしました。
これは大阪、これを判断したあと
ほかの都道府県でも
コロナの専門病院を
作ろうというのが
増えてきていると。
大阪でもコロナ専門に民間の病院も1つ
手を挙げてくれたというのが
あって
これをやったことによって
これが走りになって専門病院ができたという意味では
大きな意味が
当然あると思うんです。そうすると
現実に運用していく中で
どうしてもコロナだけを
専門に扱う。
十三市民病院は
中等症を診てくれていますので
非常に今の段階でも大阪の医療としては
助かっています。
医療全体で見た時に。
ただ、そこの負担が
十三市民病院にもきている。
現場の看護師さんに
きているというのも
実態の中で
先ほどの離職の話もあって
これは


本当にやってくださっている
看護師さんに感謝ですが
負担も大きいという中の難しいかじ取りの中で
十三市民病院は進めているという
状況もあります。
いろんな支援策については
松井市長がやってくれていますし
我々も金銭的なというか
そういったところの
支援策、公立病院ができることを
やっています。
公立の大阪市市民病院機構
というのがありますから
そこからの応援の看護師さんの
派遣をやっていますが。
民間の病院から
市民病院への派遣は
なかなか簡単にいかないんじゃ
ないかと思います。
大下≫人手があるところはあって
ないところは全然ないというのが
そこを縦割りの打破とか
よく菅総理はおっしゃっているんですけど
そういったところを

うまくできるようになると
少しいいのかなという
看護師さんにとって負担が減るのかなと
思ったんですが、そんな簡単では
ないということですかね。
吉村≫そこの

大下さんのメッセージは
ものすごく重要なところで。
僕、医療非常事態宣言で
赤信号をつけています。
赤信号をつけて
コロナの治療をやってくれている
病院は
すごくひっ迫している
状況なんです。
でも、大阪って
どういう医療体制かというと
クリニックは1万あります。
病院が500あります。
コロナの治療
やってくれているのが
70病院あります。
全部がひっ迫しているかというと
実はそうではなくて
受診控えとか、いろいろな
手洗い・うがい、マスク
一生懸命やってくれたりして
実は、インフルエンザも
減っていますし
そういった意味では
あまり稼働ができてなくて患者さんも少なくなって
そして、経営的には
しんどいけれどというところも
たくさんあるんです。
そこのアンバランスが生じているのは事実なんですが
ただ、コロナの治療を

やってくださいとなるとなかなか
簡単には手が上がらないという
ジレンマがあるというのは
確かにあります。
そこをトータルとして
どう考えるかというのは
僕は第4波に備えて
考えていかなきゃいけない
分野だと思います。
大下≫専門じゃなく