短縮させたということです。
結果は
翌日にメールで送られます。
1980円という低価格は
検査に使用する試薬や処理をするシステムを
全て自社で賄うことができたため
実現したということです。
では、仮に陽性が出た場合は
どうするのでしょうか?
≫一方、新橋駅前に
先週開業した
2900円でPCR検査を
受けられる民間の検査センター。
検査を待つ人の長い列が
できていました。
格安の検査が続々登場する中
課題も見えてきました。
林≫こうした民間会社による
格安の自費検査。
価格が魅了的で
年末にかけて需要が
見込まれますが、一方で
落とし穴があるという
指摘もあるんです。
見ていきましょう。
そもそも、自費でPCR検査を
受ける場合というのは
2つのパターンがあります。
病院など医療機関で受ける場合
まず、医師が
検体を検査機関に送りまして
検査結果というのも
医師のもとに届くわけです。
仮に、この時に
結果が陽性であれば
医師に届け出義務というものが
発生しますので
医師が保健所に届け出て
あとは保健所の指示に
従うという流れになります。
小松≫全部お医者さんを通すんですね。
林≫一方で格安検査の場合は
検査機関で検体を
まず調べてもらって
検査結果というのも
自分のもとに届くわけなんです。
ですので仮に結果が陽性であれば
自分で保健所やクリニックに
相談・報告しなくては
いけないわけなんです。
小松≫先生がやってくれないと。
そうすると
格安検査で陽性ですと言われて
また保健所とか病院に
相談しますよね。
改めて、上のパターン
いわゆる医療機関での
PCR検査を再度受けてください
ということも
あるということですか。
林≫そういうことです。こちらの流れに再度なる可能性も
あるわけなんですね。
実際、先ほどご紹介した
格安検査では
陽性の場合提携する医療機関を
紹介してもらえますので
自分で受診・再検査するように
案内しているということです。
こうした流れに関して
自身のクリニックでも
PCR検査を行っている
水野泰孝医師に聞きますと
この仕組みを理解していない人が多い。
つまり、落とし穴だと
指摘しているんです。
実際に厚労省には
陽性が出た患者から
どうしたらいいのでしょうか?
という問い合わせが
相次いでいるそうなんです。
更に、都内のクリニックなどによりますと
陽性と出た患者がいきなり対面で
受診に来たり陽性と出たあと
保健所に報告しないなどの
ケースもあるといいます。
水野先生は
もし民間でも陽性結果が出たら
自身が
クラスターを生みかねないという
意識を持って
まずは、かかりつけ医に
電話で相談してほしいと
呼びかけているわけなんです。
また、水野先生は
この仕組み自体、見直す必要性が
あると感じているようです。
小池知事が
今日、東京駅前の検査所が
オープンしたことについて
問われた際に