2020/12/16(水) 00:30〜01:20 NHKスペシャル「新型コロナ“第3波” 危機は乗り切れるのか」[字][再]


データですけども→
県を越えた
移動歴のある感染者のうち→
一体 どんな人が どの年齢層が→

2次感染を起こしたかというグラフですけども→
これは棒グラフの高さは→
実は県を越えた移動歴のある人が→
年齢層によって
どうだったかということで→
これで一目瞭然なのは


10代から50代の→
比較的 若い年齢層が
棒の高さが高いということで→
県をまたいだ移動歴のほうが
多いということが分かって→
そのうち 今度は赤がですね
実は その中で→
ほかの人に2次感染を
起こした人の数なんです。
そういう この2つを考えますと→
やっぱり 若い人たちが これは→
意図せずに感染を広げていると
地方にですね→
ということが分かることで→
これは高齢者も含めて 若い人全年齢層の人が→
今 この時期には なるべく→
県を越えた動きなどを控えることが→
重要だということを示す
データだと思います。
GoToキャンペーンの
一時停止についても→
言及されていましたけれども→
改めて どんなお考えなんでしょうか?
GoToキャンペーンも含めた→
人の動き 人との接触をこの大変な時期には少し抑えて→
また少し感染が下火になれば
また再開したらいいというのが→
私たちの考えですね。
(鎌倉)こういった状況にありましてVTRでも見ましたとおり→
医療現場のひっ迫は

大変 深刻です。
今月8日時点で
政府の分科会が示す→
4段階の感染状況のうち→
最も深刻なステージ4となっているのが→
ご覧の5つの都道府県です。
このステージ4というのは医療の提供体制が→
機能不全に陥るおそれがあると
されています。
特に東京や大阪では→
重症患者の病床使用率50%を上回っています。
VTRにもありましたように
医療従事者の負担って→
本当に限界に近づいている現場も
あるわけですけれども→
賀来さんは この現場のひっ迫度
どうご覧になっていますか?
重症化した患者さんに
対応するためには→
ベッドの数だけではなくて
スタッフの数が必要なんですね。
いわゆる スタッフの確保が必要。
そのことで新型コロナウイルス感染症に→
対応することで 他の医療へも
影響が出てきています。
東京都でも いわゆる
受け入れを調整する現場で→
非常に厳しい状況も
出てきていますので→
今後 さらにですね 医療が

ひっ迫していくということが→
このままでは 間違いないのでは
ないかと思います。
今まさに その瀬戸際に来てる。
はい。 瀬戸際だと思います。
その医療崩壊を
防ぐということが→
まさに喫緊の課題に
なっているわけですけれども→
具体的にどんな支援が必要だと
お考えでしょうか 尾身さん。
今 VTRにもあったように
医療関係者も→
心身の疲労が
極限にきていると思うんですね。
中には離職せざるをえない人も
いるんですよね。
医療機関にとっても実は→
コロナの感染者を受け入れるということは→
これ自身が病院経営
非常に圧迫になっているんですね。
そういうことで 残念ながら→
ボーナスなんかも減らす病院が結構 半数近くあるんですよね。
医療関係者の
これまでの頑張りというのは→
もう本当に頭の下がる思いで
彼らの使命感でやっていて→
お金のためにやってる
というわけじゃないんだと→
思うんですけども→