最高だわ。
ふふふっ。 カラオケは だめ…。
(紫)あっ でも いちばん大きいのは→
体力的なことかな。→
うちのあっちは 四六時中だからね。
あっちは 四六時中…。
(紫)まあ 44ならその心配はないと思うけど→
でも
舞衣子の方が 物足りないでしょ。
っていうか
おじさんの唇 乾燥してなかった?
いや 見たかぎりは。
(紫)あのね唇 一つとっても 年齢で→
潤いと張りが 全然 違うからね。
ああ~…。って言っても→
相性が すべてだけどね。
相性…。
あとは 30代の私でさえ
最近 めっきり疲れやすくってさ→
休みの日に 外出ってだけでも
億劫だからね。
デートコースも
緩めにしてあげなよ。
40代なんて 初老だよ。
♪♪~
≪そして 竹田課長の
アドバイスを受けて迎えた→
3回目のデートの日≫
♪♪~
かわいい。
かわいいですね。
花里さん あちらの売店にでしたら
座れる所があると思いますので→
お疲れでしたら
遠慮なく言ってくださいね。
ありがとうございます。
あっ 花里さんは 唇のケアなどされてるんですか?
はい?
すごく潤ってるなと思いまして。
実は うちの新商品で
唇用のパックが出たんです。
一応 それを試してます。
よかったら 差し上げますよ。
あっ ぜひ 頂戴したいです!
それと 花里さんの人生においてカラオケは 重要でしょうか?
カラオケは 重要ではないですよ。
あっ よかった。ただ…。
ただ?
正直に言いますね。
あなたのお父様に頼まれて
あなたと お見合いをしましたが→
今後の関係に 支障を来さぬよう→
一度だけ お会いして断るつもりでした。
それに 私たちは
20も 年が離れています。
あなたには
もっと ふさわしい方が→
いらっしゃると思いますよ。
もっと 早く言うべきでした。私は あなたのお父様の→
お眼鏡にかなうような男では
ありません。
明日 お詫びに伺います。
私は 父の見立てには間違いはないと思っています。
えっ?
父は 私を男手一つで 育ててくれました。
会えない日もあって 寂しいと
思うときもありましたけど→
それでも 精いっぱい
愛情を注いでくれました。
私は 父を 心から尊敬しています。
それに…→
私 花里さんが好きなんです。
そう言ってもらえるのはうれしいんですが…。
花里さんは
私のことが お嫌いですか?
嫌いというわけではありません。
あっ… はい よかった。
あっ では…。
♪♪~
あの… 舞衣子さん
それって もしかして…。
キスしないんですか?
あっ やっぱり?普通 3回目のデートで→
キスするものだと…。
お見合いの日は含まれないのですね。
あっ あっ…。
ふふっ あははっ…。
私 なんか おかしかったですか?
いえ おかしくないです。
あなたを見ているだけで
飽きないというか 楽しいです。
あっ…
あっ ありがとうございます。
あっ
ソフトクリーム 食べますか?
食べたいです。 行きましょ。
食べたいです。えっ?
あっ すみません
ちょっと 思い出していたもので。
わかめソフト。