太田さんを日本大学に
裏口で入学をさせたんだと。
対価として
８００万円を払っているんだと。

現役の教員が
指導したり
本番と同じ問題をもとに
面接指導したんだという記事が
出たんですね。
これに対して、太田さん側は


全く身に覚えのない
虚偽の記事だという訴えを
起こしたわけです。
損害賠償およそ３３００万円。
そして加えて、謝罪広告などを掲載してほしいという
訴えだったわけです。
裁判を通じて、太田さん
何を訴えたかというと
これはまずお父さん、父親への侮辱に当たるんだということ。
記事の中で父があっせんした
暴力団関係者に頼み込んだ
すごくペコペコしている
イメージだったと
書かれているんですが
そんなおやじではないんだと。
まず父親への侮辱がある。
加えて自分の仕事。この裏口入学の報道以降
ＣＭが
なくなっているという事実がある。
それが原因か分かりませんがと
おっしゃっていますが
こうしたことから
損害賠償請求をされた。
一方で、新潮社としては
この記事は正しいんですよ
ということを当然
主張するわけですが
この取材対象者、ネタ元ですよね。
これは「週刊新潮」の人と数年来の付き合いがある人物で
太田さんのお父さんから

相談を受けて
裏口入学を取り仕切っていた人物。
この人物は日大とパイプがあって総長とやり取りができる
人物だったんです。
ただ、名前は明かせません。
何か物証はあるんでしょうか。
裏口入学の証拠となる書面はない。対価の８００万円
先ほどお伝えした
裏口の対価ですけども振り込みなどの
証拠はあるんですか。
入手できませんでしたという
説明もされているわけです。
そして、匿名を守りますよ
ということだったんですが
新潮社としては、しかし
取材を通じて、真実と
確信できると判断しました。
だから記事化したんですと
このように法廷の場でも
説明をしたんですが
まさに争点である
この点について
今日の判決の中では
このように言われました。
日大関係者の陳述の信用性を
具体的に認めるに足る
客観的証拠が見当たらず
その内容が真実であることの
証明があったとはいえない。
つまり、新潮社側は

この記事は正しい、真実であると
証明できなかったと
判決は言ったわけです。
≫清原さん、以前
このニュース扱った時
清原さんにも
コメントいただきましたけども
言葉は悪いですけど
この程度の記事だと
太田さんが
勝てる見込みっていうのは
結構薄いですよと。
有名税じゃないけど
僕らからしたら
信じられないですよ、それは。
これが事実じゃないとしたらね。
これを誤報といわずして
裁判やっても負けるの？なんて
あり得ないって
僕は思ってたけど
結果的には、一部認められました。
新潮社は控訴するみたいですけど
でも、こうやって信憑性はないんだって
言ってるわけじゃん。
≫そうは言っていますがただ、これは要するに
ネタ元である
日大関係者の取材した言い分
それをどこまで信用できる
情報だったか
ということなんですよね。